おう‐けい【往詣】
神仏に参拝すること。「—参籠(さんろう)の人」〈源平盛衰記・四〇〉
おひゃくどもうで【お百度詣】
大塚楠緒子による長詩。明治38年(1905)「太陽」誌に発表。日露戦争に出征した夫の無事を祈る妻の心情を描き、与謝野晶子の「君死にたまふこと勿(なか)れ」と並ぶ厭戦(えんせん)詩として知られる。
くまの‐さんけい【熊野参詣】
⇒熊野詣で
けい【詣】
[常用漢字] [音]ケイ(慣) [訓]もうでる いたる 1 高い所・境地に行きつく。「造詣」 2 社寺にもうでる。「参詣」
さん‐けい【参詣】
[名](スル)神社や寺にお参りすること。おまいり。「氏神様に—する」「—人」
ぞう‐けい【造詣】
その分野についての広く深い知識や理解、また、すぐれた技量。「郷土芸能に—が深い」
ぶっ‐けい【物詣/仏詣】
社寺にもうでること。ものもうで。参詣。「和僧のぼって—するやうにて」〈平家・一二〉
ゆしまもうで【湯島詣】
泉鏡花の小説。明治32年(1899)、春陽堂より書き下ろしとして刊行。神楽坂の芸者蝶吉と青年の心中を描く。