みらいはせんげん【未来派宣言】
《原題、(フランス)Manifeste du futurisme》1909年2月20日、イタリアの詩人、マリネッティが、フランスの新聞「フィガロ」紙上にフランス語で発表した芸術論。19世紀的価値...
未了(みりょう)の因(いん)
《蘇軾「寄子由詩」から》現世だけでは終わらず来世にも及ぶ前世の因縁。
ミルテのはな【ミルテの花】
《原題、(ドイツ)Myrthen》シューマンの歌曲集。全26曲。1840年作曲。同年に結婚したクララに献呈。ミルテとは銀梅花(ぎんばいか)の花のこと。歌詞はゲーテ、ハイネ、リュッケルト、バイロン...
ミルトンしつらくえんものがたり【ミルトン失楽園物語】
ミルトンの叙事詩「失楽園」の抄訳。繁野天来著。明治36年(1903)、冨山房社の「通俗世界文学」叢書の第1編として刊行。
ミレイユ【(フランス)Mireille】
ミストラルによる叙事詩。1859年発表。プロバンス語で書かれた作品で、プロバンス語での原題は「ミレイオ(Mirèio)」。
みんしゅう‐げいじゅつ【民衆芸術】
民衆が作り出す、また、民衆のための芸術。日本では大正中期、大杉栄らによって論じられ、詩壇では白鳥省吾らの民衆詩派が台頭、プロレタリア文学の先駆となった。
みんしゅしゅぎのてんぼう【民主主義の展望】
《原題Democratic Vistas》米国の詩人ホイットマンの評論。1871年刊。南北戦争後も続くアメリカ社会の不公正を批判しつつ、民主主義の重要性を説く。別邦題「民主主義の未来像」。
ミンストレル【minstrel】
中世ヨーロッパの封建諸侯に仕えた職業的楽人。吟遊詩人。
ミンネザング【(ドイツ)Minnesang】
《愛の歌の意》12世紀後半から14世紀にかけて、ドイツの宮廷で栄えた叙情詩。トルバドゥールの影響を受け、貴婦人に対する騎士の精神的、献身的愛を歌う。
ミンネゼンガー【(ドイツ)Minnesänger】
ミンネザングを作詩・作曲して歌う人。ミンネジンガー。