てんち‐そうぞう【天地創造】
天地開闢(てんちかいびゃく)神話の一類型。神が宇宙・万物をつくり出す話。特に、旧約聖書「創世記」に記されている説話。 [補説]曲名別項。→天地創造
デガルドルワ‐じいん【デガルドルワ寺院】
《Degaldoruwa Temple》スリランカ中部の都市キャンディの郊外にある仏教寺院。18世紀後半、キャンディ王朝キルティ=スリ=ラジャシンハの時代に創建された寺院。石窟内にジャータカ(釈...
とうさいずいひつ【東斎随筆】
室町中期の説話集。2巻。一条兼良著。成立年未詳。主に平安時代の説話を集め、音楽・草木・人事など11の部門に分類する。随筆と称した最初の書。
とうだい‐き【灯台鬼】
頭に灯台をのせた鬼。遣唐使として唐に渡った軽(かる)の大臣が、皇帝によって額に灯台を打ちつけられ、鬼の姿に変えられたというもの。源平盛衰記に見える。 南条範夫の短編歴史小説。の説話をモチー...
とおのものがたり【遠野物語】
民間伝承の記録書。柳田国男著。明治43年(1910)刊。岩手県遠野郷に伝わる説話・民間信仰・年中行事などについての佐々木喜善の話を書きつづったもの。
トッケビ
《(朝鮮語)》朝鮮半島の説話にみられる妖怪の類。正体のわからないお化け。
なにに‐まれ【何にまれ】
[連語]《「なににもあれ」の音変化》なんであってもかまわない。どれと限らず。「彼はそのために—仕事のありしだい身を骨灰にして働いた」〈中勘助・菩提樹の蔭〉 「—、かにまれ、手にあたらん物を取りて...
にし‐ざま【西方】
西のほう。西の方角。せいほう。「二条より—に」〈古本説話集・上〉
にほんどうわほうぎょくしゅう【日本童話宝玉集】
楠山正雄の著書。上巻は大正10年(1921)、下巻は大正11年(1922)刊行。「古事記」「日本書紀」「今昔物語集」「御伽草子」など日本の古典や伝説に題材を求め、再話した説話集。
にほんりょういき【日本霊異記】
平安前期の日本最古の仏教説話集。3巻。景戒(けいかい・きょうかい)著。弘仁14年(823)ごろ成立。異聞・因果談・発心談など116の説話を、日本風の漢文で記したもの。日本国現報善悪霊異記。霊異記...