じゅう‐せつ【重説】
[名](スル) 1 繰り返して説くこと。「教義を—する」 2 「重要事項説明」の略。
じゅめい‐せつ【受命説】
中国古代の政治思想の一。天命を受けた天子が天帝にかわって国家を治めるのが正しい統治のありかたであるとする説。統治者が善政を行わないときには、天の命はあらたまって他の天子に移り(革命)、国家の制度...
じゅんけい‐せつ【純系説】
デンマークの生物学者ヨハンセンが唱えた遺伝学上の学説。生物の集団が純系になってしまうと、選択は無効になり、ダーウィンの選択説が成立しなくなるというもの。近代遺伝学に大きな影響を与えた。
じょうぐうしょうとくほうおうていせつ【上宮聖徳法王帝説】
《「帝説」は「たいせつ」とも》聖徳太子に関する系譜・伝記などを集成した記録。1巻。編者未詳。平安中期の成立といわれ、記紀に対して異説を含み、古代史の貴重な史料とされる。法王帝説。
じょう‐せつ【定説】
1 「ていせつ(定説)」に同じ。「—を承り満足申して候」〈謡・山姥〉 2 疑いのないこと。決まっていること。「夜明けなば生き死にの—隠れあるまじと」〈浄・万年草〉
じょ‐せつ【叙説】
[名](スル)順序を立てて述べ説くこと。「今この問題について—するいとまはない」
じょ‐せつ【序説】
本論・本題に入る前の、前置きの論説。序論。
じょ‐せつ【絮説】
[名](スル)くどくどと説明すること。縷説(るせつ)。「今さら—するまでもない」
すいぎんでんせつ【水銀伝説】
塚本邦雄の歌集。昭和36年(1961)刊。
すいり‐しょうせつ【推理小説】
主として犯罪に関係する秘密が、論理的に解明されていく過程の興味に主眼をおいた小説。ポーの「モルグ街の殺人」に始まるとされる。探偵小説。ミステリー。