あかくちばけのでんせつ【赤朽葉家の伝説】
桜庭一樹の長編小説。鳥取県の旧家に住む祖母・母・娘の女3代の人生を通じて日本の戦後史を描く。平成18年(2006)刊。平成19年(2007)、第60回日本推理作家協会賞受賞。平成20年(2008...
あかのじょおう‐かせつ【赤の女王仮説】
ある生物種が、生息域や食性が競合する他種や天敵との関係において、生存のために絶えず進化を続ける必要があるという仮説。有性生殖が進化速度の向上をもたらし、感染症などへの対抗手段として重要な役割を持...
あくにんしょうき‐せつ【悪人正機説】
阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は悪人を救うためのものであり、悪人こそが、救済の対象だという考え方。親鸞(しんらん)の念仏思想の神髄とされる。
あっかん‐しょうせつ【悪漢小説】
《picaresque novel/(スペイン)novela picaresca》16世紀、スペインにおこった小説の一形式。下層階級出身で悪知恵に富む主人公の体験や生活を、諧謔(かいぎゃく)と風...
アトラスでんせつ【アトラス伝説】
井出孫六の歴史小説。明治初期の清国への地図密売事件と、川上冬崖の死を題材とする。昭和49年(1974)刊。同年、第72回直木賞受賞。
…をいちやくゆうめいにしたえんぜつ【…を一躍有名にした演説】
the speech that put … in the spotlight overnight;the speech that made … famous overnight
…をいちやくゆうめいにしたえんぜつ【…を一躍有名にした演説】
the speech that put … in the spotlight overnight;the speech that made … famous overnight
あっかんしょうせつ【悪漢小説】
a picaresque novel
いしょくのえんぜつ【異色の演説】
a speech different from others
いせつ【異説】
a different [divergent] view彼はその学説に異説を立てているHe dissents [proposes a view different] from that theo...
えんぜつ【演説】
[共通する意味] ★多くの人の前で自分の意見を述べること。[英] a speech[使い方]〔演説〕スル▽演説を一席ぶつ▽立候補者の応援演説〔弁論〕スル▽弁論大会▽最終弁論[使い分け]【1】「演...
かいせつ【解説】
[共通する意味] ★ある物事について、その内容などがよくわかるように、言ったり書いたりして示すこと。[英] explanation[使い方]〔説明〕スル▽科学では説明のつかない事象▽詳しく説明す...
がいせつ【概説】
[共通する意味] ★ある事柄や分野について、広く全体を通して論じること。また、論じたもの。[英] general remarks[使い方]〔総説〕スル〔概説〕スル[使い分け]【1】いずれも、全体...
ぎゃくせつ【逆説】
[共通する意味] ★一見真理に反するようでいて、よく考えると一種の真理を表わしている説。[英] a paradox[使い方]〔逆説〕▽彼の文章は逆説に富んでいる▽逆説的表現〔パラドックス〕▽パラ...
くうそうかがくしょうせつ【空想科学小説】
[共通する意味] ★宇宙や未来社会などを題材にし、進んだ科学技術の描写を織りまぜながら、冒険やロマンや恐怖などを描いた小説。[英] science fiction; SF[使い分け] 「SF」は...
いちじふせつ【一字不説】
仏法の真理は奥深く、言葉で言い表すことはできないし、言葉を通して得られるものでもなく、自ら体得することによってのみ悟ることができるということ。釈迦しゃかが悟り得た境地を説くにも、直接実相を説き尽くすことはできず、真理は一字も説いていないという意から。▽仏教語。「不説一字ふせついちじ」ともいう。
こうろんたくせつ【高論卓説】
普通の人では考え及ばないようなすぐれた意見や議論のこと。▽「高」は程度の非常に高いこと。「卓」は他に抜きんでてすぐれていること。
ずいぎしょせつ【随宜所説】
相手の心や性質や能力に応じて、理解できるように説いた仏法のこと。▽仏教語。「随宜」は教えを聞く相手に順応すること。「宜よろしきに随したがいて説とく所ところ」と訓読する。
どうちょうとせつ【道聴塗説】
知識などの理解がいい加減で、しっかり自分のものになっていないこと。また、根拠のない伝聞、受け売りの意。▽「塗」は「道」と同じで道路のこと。道でたまたま聞き知ったことを、また道で得意そうに、人に話し伝えること。「道みちに聴ききて塗みちに説とく」と訓読する。
めいろんたくせつ【名論卓説】
見識の高い立派な議論や意見のこと。▽「卓説」はすぐれた意見の意。