くすり‐や【薬屋】
薬を調合し、販売する家。薬局。薬店。
こう‐し【香司】
さまざまな原料を調合して香をつくる職人。
ごう‐やく【合薬】
1 いくつかの薬剤を調合すること。また、その薬。あわせぐすり。 2 火薬。
さじ‐かげん【匙加減】
1 さじに物を盛る加減。特に、薬を調合するときの分量の加減。 2 料理の味つけの程度・ぐあい。「ちょうどよい—」 3 手加減。手ごころ。「上役の—ひとつでどうにでもなる」「—を誤る」
さじ‐さき【匙先】
さじの使い方。医者の薬の調合の仕方。「あの男等は—より口先が功者で」〈滑・浮世風呂・前〉
匙(さじ)を投(な)・げる
《薬を調合するさじを投げ出す意から》医者が、これ以上治療法がないとして病人を見放す。また、救済や解決の見込みがないとして、手を引く。「名医も—・げるほどの難病」
サリチルさん‐メチル【サリチル酸メチル】
サリチル酸とメチルアルコールを硫酸触媒のもとで加熱して作る化合物。芳香性の無色の液体。菓子・チューインガムの調合剤・香料、鎮痛薬に利用。化学式C6H4(OH)COOCH3
ざい【剤】
[接尾]助数詞。調合した薬を数えるのに用いる。「合薬十七—」〈延喜式・斎宮寮〉
ざい【剤〔劑〕】
[常用漢字] [音]ザイ(呉) 調合した薬。「下剤・散剤・錠剤・洗剤・調剤・乳剤・配剤・薬剤・強心剤」
しゅうごう‐とう【集香湯】
昔、寺院で羹(あつもの)を出す前にふるまった薬湯。苦参(くじん)・肉桂(にっけい)・甘草(かんぞう)・白朮(びゃくじゅつ)・蜀黍(もろこし)などの粉末を調合したもの。