ろん‐てき【論敵】
論争・議論の相手。
ろん‐てん【論点】
議論の中心となる問題点。「—から外れる」
ろんてんせんしゅ‐の‐きょぎ【論点先取の虚偽】
論理学で、論証においてそれ自身証明を必要とする命題を前提として採用するところから生じる虚偽。循環論証の虚偽、先決問題要求の虚偽、不当仮定の虚偽など。
ろんてんそうい‐の‐きょぎ【論点相違の虚偽】
論理学で、論証すべき事柄と多少とも類似しているか関係ある事柄を論証することで、真の証明ができたとする虚偽。対人論証など。論点無視の虚偽。
ろん‐な・し【論無し】
[形ク]言うまでもない。論じるまでもない。多く、「ろんなく」「ろんなう」の形で、連用修飾に用いる。「—・うさやうにぞあらむと」〈かげろふ・上〉
ろん‐なん【論難】
[名](スル)相手の誤り・欠点などを論じて非難すること。「認識不足を—する」
ろん‐にん【論人】
中世、訴訟の被告。→訴人
ろん‐ばく【論駁】
[名](スル)相手の論や説の誤りを論じて攻撃すること。「反証をあげて—する」
ろん‐ぱ【論破】
[名](スル)議論をして相手の説を破ること。「対立する意見を—する」
ろん‐ぱん【論判】
[名](スル)《「ろんばん」とも》 1 論じて是非を判じること。「—を下す」 2 是非を論じ争うこと。論争。議論。「激しく—する」