ビーシーエス‐りろん【BCS理論】
超伝導現象を解明した理論。1957年に米国のバーディーン(Bardeen)・クーパー(Cooper)・シュリーファー(Schrieffer)が提唱し、三人の頭文字を取った称。逆向きのスピンをもつ...
ファジー‐りろん【ファジー理論】
《fuzzy theory》真(1)か偽(0)かという二値論理に対して、人間の言語や推論に含まれるあいまい性を一種の確率変数として、1〜0間の数で表す数学理論。コンピューターや機械制御に応用され...
ふうぞくしょうせつろん【風俗小説論】
中村光夫による文学評論。昭和25年(1950)刊行。田山花袋の「蒲団」を源流とする、日本の私小説を批判。
フェアイニング‐ろん【フェアイニング論】
《フェアイニング(fair-inning)は、野球やクリケットなどで、各選手が実力を出すことのできる適切なイニング数》医療・福祉資源が有限である場合、その利用の優先権を、人生を既に長く生きた高齢...
ふかち‐ろん【不可知論】
《agnosticism》哲学で、経験や現象とその背後にある超経験的なものや本体的なものとを区別し、後者の存在は認めるが認識は不可能とする説。また、後者の存在そのものも不確実とする説。
ふじんこうろん【婦人公論】
婦人雑誌。「中央公論」で婦人問題を扱い好評を得たことから、女権の拡張を目指す総合誌として大正5年(1916)に創刊。初代編集長は嶋中雄作。
ふたばていろん【二葉亭論】
中村光夫による文学評論。昭和11年(1936)発表。第1回池谷信三郎賞受賞。
フラクタル‐りろん【フラクタル理論】
複雑で不規則な図形では、どの微小部分にも全体と同様の形が現れる自己相似性があり、したがって部分を次々に拡大すれば全体の形が得られるとする理論。コンピューターグラフィックスや、樹木・海岸線・山脈な...
フロンティアきどう‐りろん【フロンティア軌道理論】
⇒フロンティア電子理論
フロンティアでんし‐りろん【フロンティア電子理論】
化学反応を統一的に説明する理論。分子中に広がる電子軌道のうち、電子が詰まりエネルギーが最高の軌道と、電子が空でエネルギーが最低の軌道とによって化学反応が支配されるというもの。福井謙一が昭和27年...