きん‐ちょく【謹直】
[名・形動]つつしみ深くて正直なこと。謹厳実直なさま。「—な人柄」
きん‐ちょく【謹飭/謹勅】
[名・形動]つつしみ深いこと。また、そのさま。「功に誇らず、過を飾らず、平常の—なる有様を以て」〈竜渓・経国美談〉
きん‐てい【謹呈】
[名](スル)つつしんで差し上げること。物を贈るときに用いる語。「拙著を—する」
きん‐ぱく【謹白】
つつしんで申しのべること。手紙・文書の結びに用いて、相手に敬意を表す語。謹言。→謹啓
きん‐わ【謹話】
つつしんで話をすること。また、その話。もと、皇室関係のことを述べる場合に話し手の名前などのあとにつけて用いた語。「侍従長—」
つつしみ【慎み/謹み】
1 慎むこと。控えめに振る舞うこと。「—のない人だ」「—を忘れた行為」 2 江戸時代、武士や僧侶に科した刑罰の一。家の内に籠居(ろうきょ)して外出することを許さないもの。謹慎。 3 物忌み。斎戒...
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...
つつしん‐で【謹んで】
[副]《動詞「つつしむ」の連用形に接続助詞「て」の付いた「つつしみて」の音変化》敬意を表してうやうやしく物事をするさま。かしこまって。「—お受けいたします」「—新年の御挨拶を申し上げます」