あたい【直/費】
「あたえ(直)」に同じ。
あたえ【直/費】
古代の姓(かばね)の一。朝廷に服した地方の国造(くにのみやつこ)に多く与えられた。5、6世紀ごろ成立。あたい。
ついえ【費え/弊え/潰え】
1 費用。出費。かかり。「—がかさむ」「この商売を為すには莫大の—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 むだな出費。浪費。「十五銭も二十銭も取られてたいした—でもあるから」〈太宰・魚服記〉 3 ...
つい・える【費える/弊える/潰える】
[動ア下一][文]つひ・ゆ[ヤ下二] 1 財物などが使われてひどく減る。「投機で家産が—・える」 2 時間や労力がむだに使われる。「いたずらに歳月が—・える」 3 (潰える)つぶれてすっかりだめ...
ついや・す【費やす】
[動サ五(四)] 1 あることをなしとげるために金銭・時間・労力などを使う。また、使ってなくす。「歳月を—・して完成したダム」「いたずらに時間を—・す」 2 疲れ弱らせる。「その物につきて、その...
つい・ゆ【費ゆ/弊ゆ/潰ゆ】
[動ヤ下二]「ついえる」の文語形。
つ・える【潰える/熟える/費える】
[動ア下一][文]つ・ゆ[ヤ下二] 1 熟しきってつぶれる。「鼻は朱に染みて西洋蕃椒(とうがらし)の—・えたるに異らず」〈紅葉・金色夜叉〉 2 くずれる。ついえる。「崖(きし)ガ—・エタ」〈日葡...
ひ【費】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]ついやす ついえる [学習漢字]5年 1 金や物を使って減らす。ついやす。「費消・費用/空費・消費・徒費・乱費・浪費」 2 物の購入や仕事のために使う金銭。ついえ。「...
ひ‐しょう【費消】
[名](スル)金銭や物品などを使い果たすこと。「公金を—する」
ひ‐と【費途】
金銭の使いみち。使途。「租税の—」