かわせ‐よやく【為替予約】
先物為替の売買契約、また取引。貿易業者と為替銀行があらかじめ外貨の種類・金額・為替相場・受け渡し時期などを定め、その条件での為替の売買を実際に行うこと。貿易業者は為替相場の変動による為替リスクを...
かわせ‐リスク【為替リスク】
《exchange risk》為替相場の変動の影響によるリスク。外貨建てで金融商品を購入する際や貿易代金を受け取る際などに生じる。貿易業者はこのリスクを小さくするために、普通為替予約などの回避策...
かんごう‐ぼうえき【勘合貿易】
室町時代、勘合2を用いた対明貿易。中断したこともあったが、応永11年(1404)から約140年間続いた。銅・硫黄・刀剣・扇などを輸出し、銅銭・生糸・絹織物などを輸入した。
かんたいへいよう‐せんりゃくてきけいざいれんけいきょうてい【環太平洋戦略的経済連携協定】
シンガポール・ニュージーランド・チリ・ブルネイの4か国による包括的な経済連携協定。2006年に発効。物品貿易は原則として全品目で即時または段階的に関税を撤廃する。P4協定。TPSEP(Trans...
かんり‐ぼうえき【管理貿易】
国に直接、管理・統制されている貿易。品目・数量・相手国・決済方法などが指定される。
がいかしゅうちゅう‐せいど【外貨集中制度】
為替管理の一。貿易業者などが輸出その他によって得た外貨を、政府または為替銀行へ集中させる法制度。全面集中制と持ち高集中制がある。外国為替集中制度。
がいか‐だて【外貨建て】
金融商品の売買や利息の支払いなどが外国の通貨で行われること。また、貿易で輸出・輸入品の価格が外貨で示され、支払われること。⇔円建て。
がいこくかわせおよびがいこくぼうえきかんり‐ほう【外国為替及び外国貿易管理法】
外国為替及び外国貿易法の旧称。為替管理法。
がいこくかわせおよびがいこくぼうえき‐ほう【外国為替及び外国貿易法】
貿易の正常な発展、国際収支の均衡、通貨の安定を図ることなどを目的とした日本の貿易為替管理の基本法。昭和24年(1949)「外国為替及び外国貿易管理法」として制定、昭和54年(1979)大幅に改正...
がいこくかわせ‐ぎんこう【外国為替銀行】
外国為替銀行法によって大蔵大臣の免許を受け、主として外国為替取引および貿易金融を営んだ銀行。平成10年(1998)外国為替銀行法の廃止に伴い、該当する銀行はなくなった。外為(がいため)銀行。為銀...