かいめん‐しつ【海綿質】
モクヨクカイメンなどの骨格をつくっている絹糸様の繊維。不規則な網状配列をし、水分を吸収しやすい性質をもつ。
カカオ‐たんぱくしつ【カカオ蛋白質】
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するたんぱく質。難消化性で大腸において、いわゆる善玉菌の栄養となり、腸内細菌叢の改善に役立つとされる。カカオプロテイン。
かがく‐でんたつぶっしつ【化学伝達物質】
⇒神経伝達物質
かがく‐ぶっしつ【化学物質】
純物質を、化学の研究対象として取り扱うときにいう語。また、化学合成して作った物質。
かくげんりょう‐ぶっしつ【核原料物質】
核燃料の原料となる鉱石。ウラン、トリウムまたはその化合物を含む鉱石をさし、ピッチブレンド、モナザイト(モナズ石)、トール石などがある。
かく‐しつ【核質】
細胞の核をつくっている原形質。核膜に包まれ、核液・染色糸・仁などを含む。
かく‐しつ【角質】
動物体を保護する角・毛・羽毛・爪・うろこなどの主な構成成分となるたんぱく質。ケラチン。
かく‐しつ【革質】
植物の葉などにみられる、革のように硬い性質。また、そのもの。
かく‐たんぱくしつ【核蛋白質】
核酸とたんぱく質の複合体。核酸の種類により、デオキシリボ核たんぱく質、リボ核たんぱく質に大別され、たんぱく質は塩基性のものが多い。染色体やリボゾーム、あるいはウイルス体の構成成分として存在。
かくとく‐けいしつ【獲得形質】
生物が1代の間に、環境の影響によって得た形質。学習による能力、形態上の変異などをいう。遺伝するかについて20世紀初めごろ論争があったが、現在は否定される。後天形質。