らく‐せつ【落屑】
皮膚の表層が大小の角質片となってはげ落ちること。また、そのもの。
ラクトトリペプチド【lactotripeptides】
乳酸菌の一種に由来するたんぱく質分解酵素による、乳たんぱく質分解物に含まれるペプチド。そのうち2種類のペプチドには、血圧上昇に関与する酵素を阻害し、血圧降下の作用があることが確認されている。LTP。
ラクトフェリン【lactoferrin】
糖たんぱく質の一種。ヒトの母乳や涙、牛乳などに含まれる。鉄イオンとよく結合し、鉄を必要とする多くの細菌に対して抗菌作用を発揮する。また、抗酸化作用やウイルス阻害作用をもつことが知られる。ラクトト...
らく‐やき【楽焼(き)】
1 手捏(てづく)ねで成形し、低火度で焼いた軟質の陶器。天正年間(1573〜1592)京都の長次郎が千利休の指導で創始。赤楽・黒楽・白楽などがある。2代常慶が豊臣秀吉から「楽」の字の印を下賜され...
ラザホージウム【rutherfordium】
4族に属する人工放射性元素。質量数255から262の同位体が確認されている。英国の物理学者ラザフォードの名にちなむ。元素記号Rf 原子番号104。ラザホルジウム。
らし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]ら・し(シク活)》 1 名詞に付いて、…としての資質を十分に備えている、…と呼ぶにふさわしい、などの意を表す。「男—・い男」「春—・い陽気」「人間—・い生活」 2 名...
ラジウム【radium】
アルカリ土類金属の一。放射性元素の代表的なもの。天然には質量数223、224、226、228の4種の同位体があり、半減期の最も長いのは226で約1600年。単体は銀白色の重い金属。空気中では黒変...
ラジエーション‐ダメージ【radiation damage】
物質が放射線にさらされたときに受ける物理的・化学的変化。特に、その性質が劣化する場合に用いられる語。放射線損傷。
ラジオイムノアッセイ【radioimmunoassay】
放射性同位元素と抗原抗体反応とを利用して、非常に微量な物質の量を測定する方法。同位元素標識免疫定量法。放射免疫測定。RIA。
ラス‐がんいでんし【ラス癌遺伝子】
《ras oncogene》癌(がん)遺伝子の一種。Ha-ras、Ki-ras、N-rasの3種が知られ、人間の癌の約20パーセントからラス遺伝子が検出される。正常でもラス遺伝子の原型はあり、細...