てい‐じょう【呈上】
[名](スル)《古くは「ていしょう」とも》「贈ること」の意の謙譲語。差し上げること。「記念品を—する」
寺(てら)から里(さと)へ
《檀家から寺へ物を贈るのがあたりまえなのに、寺から檀家へ物を贈る意から》物事が逆であることのたとえ。本末顛倒(てんとう)。「—の礼扇、これらは明けずに捨(すた)りて」〈浮・胸算用・一〉
デジタル‐ギフト【digital gift】
商品券や電子マネーをオンライン上で贈ることができるサービス。電子メールやSNSのメッセージ機能、専用アプリなどを通じて、URLやクーポンの番号などを相手に送信する。贈られた側は、実店舗でURLを...
とし‐だま【年玉】
《年の賜物(たまもの)の意》新年を祝って人に贈る物。また、子供や奉公人・出入りの者に与える金品をいう。お年玉。《季 新年》「—のさいそくに来る孫子かな/一茶」
と‐しば【鳥柴】
鷹狩りの獲物を人に贈るとき、その鳥を結びつけた木。初めは柴につけたが、のち季節に応じて松・梅・桜・楓(かえで)などの枝を用いた。鳥付け柴。とりしば。
とも‐チョコ【友チョコ】
バレンタインデーに、女性が同性の友人などに贈るチョコレート。→義理チョコ
な‐いれ【名入れ】
商品に、贈る相手の姓名や持ち主の姓名などを入れること。「—ライター」「—本」
にほんげいじゅついん‐しょう【日本芸術院賞】
すぐれた業績を残した芸術家に対して、日本芸術院が毎年贈る賞。昭和16年(1941)帝国芸術院賞として創設、昭和22年(1947)に改称。→恩賜賞
にほんすいりさっかきょうかい‐しょう【日本推理作家協会賞】
日本推理作家協会が、優れた推理小説に対して贈る文学賞。昭和23年(1948)創設。第1回受賞作品は横溝正史の「本陣殺人事件」、木々高太郎の「新月」ほか。 [補説]第1回から第8回までの名称は「探...
ぬさ【幣】
1 祈願をし、または、罪・けがれを払うため神前に供える幣帛(へいはく)。紙・麻・木綿(ゆう)などを使う。みてぐら。御幣(ごへい)。幣帛。 2 旅の無事を祈って贈るもの。はなむけ。「さて東に帰り下...