かげ‐ふみ【影踏み】
子供の遊戯の一。鬼が、仲間の影法師を踏むと、踏まれた者が次の鬼になる。
かず‐びょうし【数拍子】
能で、足拍子を踏むこと。また、その拍子。六つ拍子・七つ拍子など。
かぞえ‐うた【数え歌】
1 「一つとや(一つとせ)…二つとや(二つとせ)…」などと順に数えたててうたう歌。多く頭韻を踏む。 2 古今集・仮名序の六義(りくぎ)の一。感じたことをそのまま表した歌とも、物の名を詠み込んだ歌...
堅(かた)き氷(こおり)は霜(しも)を履(ふ)むより至(いた)る
《「易経」坤卦から》霜を踏む時節が来ると、やがて堅い氷の張る冬が来るの意から、何事もその兆候を見たら早く準備せよというたとえ。
カタック【(ヒンディー)kathak】
インド北部地方に広く伝承されている舞踊。あいさつの部分、複雑なステップを踏む部分、黙劇的部分の三つから構成されており、足首にはそれぞれ100個以上の鈴を巻きつけて踊る。
から‐あし【空足】
1 「無駄足」に同じ。 2 階段などの上り下りに、高さの見当をまちがえて踏みそこなうこと。「—を踏む」 3 はだし。すあし。
空足(からあし)を踏(ふ)・む
1 階段の上り下りで、高さを間違えて足が空(くう)を踏む。 2 勢い余って止まれずに、二、三歩前に出る。
かん‐いん【換韻】
漢詩の古詩で、1首の途中から別の韻字に換えて韻を踏むこと。→一韻到底(いちいんとうてい)
きざみ‐びょうし【刻み拍子】
能の足拍子の一。細かく数多く踏むもの。
きゃく‐いん【脚韻】
詩歌で、句末・行末に同音の語をおくこと。漢詩では一定の句末に同一の韻字を用い、西洋の詩では近接する行末に同一音ないし類似音をそろえる。「—を踏む」→頭韻(とういん)