み‐じく・る【身動る】
[動ラ四]身をもじる。からだを動かす。みじろぐ。「同じ所にも寝ず、—・り出づるを」〈能因本枕・一〇〇〉
み‐じたく【身支度/身仕度】
[名](スル)何かをするために身なりを整えること。みごしらえ。「外出用に—する」
み‐じまい【身仕舞(い)】
[名](スル)身なりをつくろうこと。また、化粧して美しく着飾ること。身支度(みじたく)。「—して出かける」
み‐じょう【身性/身状】
1 生まれついた性質。性分。 2 身の上。 3 品行。身もち。「その—を誰も好く言うものはなかった」〈秋声・あらくれ〉
み‐じろぎ【身動ぎ】
[名](スル)《古くは「みじろき」か》身を動かすこと。みうごき。「—せず見つめる」
み‐じろ・ぐ【身動ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「みじろく」か》からだを少し動かす。身動きをする。「緊張のあまり—・ぐこともできない」
み‐じんまく【身慎莫】
1 身なりを整えること。みじたく。「はやく切あげて、脱しようと—をしている最中」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 自分のことをきちんと自分で行うこと。自分で生計を立てること。「自分の—もする代りに、病人の...
み‐すがら【身すがら】
1 所持品らしいものを何も持たないこと。身一つ。から身。「只—にと出で立ち侍るを」〈奥の細道〉 2 独身で係累のないこと。「—の太兵衛と名を取った男」〈浄・天の網島〉
み‐すぎ【身過ぎ】
1 暮らしを立てていくこと。また、その手だて。なりわい。「—世過ぎ」 2 身の境遇。「—ほど悲しいものはなきぞとよ」〈浄・女腹切〉
み‐せせり【身せせり】
《「みぜせり」とも》からだを小きざみに揺り動かすこと。「猿といふものは—をして鳴くものぢゃが」〈虎寛狂・柿山伏〉