フント‐の‐きそく【フントの規則】
基底状態にある原子の電子配置を決める規則の一つ。原子内に同じエネルギーを持つ電子軌道が複数ある場合、各軌道に、同じ向きのスピンを持つ電子が1つずつ入った後に、逆向きのスピンを持つ電子が入る、とい...
ブイ‐オー‐アイ‐アール【VOIR】
《Venus orbiting imaging radar》米国の金星周回撮像レーダー探査機。1989年打ち上げ。翌年金星の軌道に乗り、マッピングや各種観測を行った。
ブラックバーン‐の‐ふりこ【ブラックバーンの振り子】
《Blackburn's pendulum》上端2か所を固定してY字形に糸を張った振り子。下端のおもりは、周期が異なる互いに垂直な二つの単振動を合成した軌道をとる。このとき、おもりが描く曲線はリ...
ぶんし‐きどう【分子軌道】
分子内を運動する電子の運動状態を表す軌道。電子は分子全体に分布し、その状態は波動関数として表される。
ぶんしきどう‐かんすうほう【分子軌道関数法】
⇒分子軌道法
ぶんしきどう‐ほう【分子軌道法】
分子内の電子の運動状態を、分子全体に広がった分子軌道で表せると仮定し、着目する電子の波動関数の重ね合わせによって電子の状態を近似的に求める手法。量子化学や計算化学の分野で広く用いられ、コンピュー...
プサマテ【Psamathe】
海王星の第10衛星。2003年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。海王星から遠く離れた軌道を約25年かけて公転する。非球形で平均直径は20〜30キロ。
プシケ【Psychē】
1 ⇒プシュケー 2(Psyche) 太陽系の小惑星の一つ。小惑星帯に軌道をもち、鉄とニッケルなどの金属を多く含むM型小惑星の中で最大の天体として知られる。米国の小惑星探査機サイキが、同天体を観...
プルーネット【ploonet】
元は別の惑星の衛星だったが、他天体との重力相互作用などによって公転軌道をはじき出され、独立した惑星となったもの。系外惑星に存在すると考えられている。
プログレス【progress】
1 進歩。向上。前進。発展。 2 ((ロシア)Progress)ロシアの無人宇宙輸送機。1978年に初打ち上げに成功。その後も改良が続けられ、かつてミール宇宙ステーションへの物資輸送を担い、現在...