わな【罠/羂/輪奈】
1 縄や竹などを輪の形にして、その中に入った鳥や獣を締めて生けどりにする仕掛け。転じて、網や落とし穴など、広く鳥獣を捕らえる仕掛けをいう。 2 人をだまして陥れるための計略。「うまい話には—があ...
わな‐いと【輪奈糸】
輪奈のある糸。よりの異なる2種の糸をより合わせて作る。ループヤーン。
わな‐おりもの【輪奈織物】
表面が輪奈で覆われている織物の総称。輪奈天・タオルなど。
わ‐なげ【輪投げ】
棒を立て、一定の距離から輪を投げて棒に通した数の多いほうを勝ちとする遊び。
わな‐てん【輪奈天】
《「天」は天鵝絨(ビロード)の略》輪奈を切らずに残したビロード。輪奈ビロード。
わな‐むすび【輪奈結び】
ひもの一端を輪にして、引けば締まるように結ぶこと。「妻ゆゑ我も首しめくくる—」〈浄・天の網島〉
わ‐なり【輪形】
輪のような形。輪状。
輪(わ)にな・る
多くの人々が円形に並ぶ。「—・って踊る」
輪(わ)にも葛(かずら)にも掛(か)からぬ
《「葛(かずら)」も桶(おけ)の輪の意》ひどすぎてどうしようもない。手に負えない。箸(はし)にも棒にもかからない。
輪(わ)に輪(わ)を掛(か)・ける
「輪を掛ける」を強めた言い方。「騒ぎが—・けて大きくなる」