のう‐みん【農民】
農業生産に従事する人。
のうみん‐いっき【農民一揆】
封建社会において、農民が領主に対して起こした反抗運動。日本では中世に土一揆(つちいっき)・徳政一揆、近世に百姓一揆としてあらわれた。
のうみん‐うんどう【農民運動】
農民がみずからの経済的、社会的地位改善をめざして行う社会運動。主として大正時代以後の小作料の減免や耕作権の維持を求める闘争をいう。
のうみんカンタータ【農民カンタータ】
《原題、(ドイツ)Bauernkantate》バッハの世俗カンタータ「わしらの新しいご領主に(Mer hahn en neue Oberkeet)」の通称。1742年の作。ライプチヒ近郊の村の新...
のうみん‐くみあい【農民組合】
農民の社会的、経済的地位の向上・改善のために組織された組合。明治初期の小作人組合から始まり、大正11年(1922)日本で最初の全国組織である日本農民組合が結成された。→全日農(ぜんにちのう)
のうみん‐せんそう【農民戦争】
⇒ドイツ農民戦争
のうみんのおどり【農民の踊り】
《原題、(オランダ)De boerendans》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦114センチ、横164センチ。農民たちの宴の様子を道徳的な風刺と戒めを込めて描いた作品。ウィーン美術史美術館所蔵。
のうみんのこんえん【農民の婚宴】
《原題、(オランダ)De boerenbruiloft》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦114センチ、横163センチ。納屋のような建物の中で催される婚礼の宴の場面を描いた作品。ウィーン美術史美術...
のうみんのこんれい【農民の婚礼】
《原題、(オランダ)De boerenbruiloft》⇒農民の婚宴
のうみん‐ぶんがく【農民文学】
1 農村や農民の生活・習俗を素材にした文学。明治30年代以後、自然主義文学から派生。真山青果「南小泉村」、長塚節(ながつかたかし)「土」など。 2 農民の立場に立って自覚的に展開された文学。大正...