ほじょ‐どうし【補助動詞】
動詞が、本来の意味と独立性を失って、付属的な意味を添えるものとして用いられるもの。「私は日本人である」の「ある」、「風が吹いている」の「いる」、「本を読んでいらっしゃる」の「いらっしゃる」、「迎...
哺(ほ)を吐(は)・く
食事中であっても口中の食物を出して、待ちかねていたように人を迎える。→握髪吐哺(あくはつとほ)「あれお帰りと—・くなどは」〈紅葉・二人女房〉
ぼん‐おどり【盆踊(り)】
盂蘭盆(うらぼん)のころに老若男女が広場などに集まっておどる踊り。本来は盆に迎えた精霊(しょうりょう)を送り返す行事といわれる。《季 秋》「太鼓だけ少し下卑たり—/一茶」
ぼん‐みち【盆路】
盂蘭盆(うらぼん)の精霊(しょうりょう)迎えのために、墓から家までの草を刈り、道を整えること。また、その道。東日本で多く行われ、期日はふつう7月1日。《季 秋》
ポロンナルワ【Polonnaruwa】
スリランカ中部の古都。11世紀から13世紀にかけてシンハラ王朝の都が置かれ、12世紀後半のパラクラマブフ1世の時代に盛期を迎え、灌漑(かんがい)用の貯水池パラクラマサムドラが造られた。旧市街には...
マケドニア【Macedonia】
バルカン半島中部の地域。前7世紀後半、ドリス人系の王朝が成立。前4世紀にフィリッポス2世・アレクサンドロス大王父子の時代に最盛期を迎え、ギリシャ・ペルシアを征服して大帝国を建設したが、前148...
まご‐そだて【孫育て】
親に代わって祖父母が乳幼児・児童の世話をすること。共働き夫婦や一人親を補助するために行われる。 [補説]団塊の世代が定年を迎えた平成17年(2005)ごろから増加。日本助産師会が主催する孫育て講...
まち‐あい【待(ち)合(い)】
1 待ち合わせること。また、その場所。 2 男女が密会すること。 3 茶の湯で、茶会での客どうしの待ち合わせや亭主の迎え付けを待つのに使う場所。寄り付き。 4 「待合茶屋(まちあいぢゃや)」の略...
まっ‐しろ【真っ白】
[名・形動] 1 純粋に白いこと。また、そのさま。純白。「—な雲」 2 (比喩的に)そこに何もないこと。空白であること。「頭の中が—になる」「定年を迎えスケジュール表が—だ」 3 混じりもののな...
まっぽう‐しそう【末法思想】
仏教の歴史観の一。末法に入ると仏教が衰えるとする思想。日本では、平安後期から鎌倉時代にかけて流行。平安末期の説によれば、永承7年(1052)に末法の世を迎えるとした。