ドードー【dodo】
ハト目ドードー科の鳥の総称。全長約1メートル、体重は20キロを超えた。翼と尾は退化し飛ぶことはできなかった。木の実などを採食。3種がモーリシャスとその付近の島に生息していたが、船乗りの食料にされ...
ぬた‐うなぎ【沼田鰻】
1 ヌタウナギ科の魚。全長約60センチ。体は茶褐色。本州中部地方以南の海域にすむ。 2 ヌタウナギ目ヌタウナギ科の魚の総称。円口類の一群。体はウナギ形で、前端に口があり、肉質の四対のひげが囲む。...
ねじれ‐ばね【撚翅】
ネジレバネ目の昆虫の総称。体は微小。雄は前翅(まえばね)が退化し棍棒(こんぼう)状でねじれており、後ろ翅は膜質で扇状。雌は蛆(うじ)状。他の昆虫に寄生する。幼虫は寄主の体内に入ると脱皮して無脚と...
はいじょう‐かじょ【杯状花序】
有限花序の一。花軸と包葉(苞)が変形して杯状になったものの中に、退化した雄花と雌花がつくもの。トウダイグサの仲間にみられる。壺状花序。
はい‐にゅう【胚乳】
種子の中にあって胚を包み、胚の生長に必要な養分を蓄えて供給する組織。被子植物では重複受精の結果つくられる内乳をさすが、珠心の発達した外乳も含めていうことがある。豆類など無胚乳種子では早くに退化し...
はえ【蠅】
双翅(そうし)目イエバエ科および近縁の科の昆虫の総称。体長約1センチ。翅(はね)は、後ろ翅が退化して棒状となっているため、一対。体は黒色・褐色で、頭部に大きな複眼と3個の単眼があり、触角は短い。...
はちゅう‐るい【爬虫類】
爬虫綱に分類される脊椎動物の総称。カメ・トカゲ・ヘビ・ワニなど。変温動物で、体は表皮の角質化したうろこで覆われ、四肢は短小または退化して消失。大部分が陸生で、肺呼吸を行う。卵生、一部は卵胎生。古...
ひくい‐どり【火食鳥/食火鶏】
ヒクイドリ目ヒクイドリ科の鳥の総称。体形はダチョウに似て、頭高約1.8メートル。羽は黒色で、頭は裸出し、首は青色、のどに赤い肉垂れがあり、頭頂に兜(かぶと)状の突起をもつ。翼は退化し、足指は3本...
ひげ‐ね【鬚根/髭根】
単子葉植物で、発芽後に主根が退化したのちに、茎の下部から多数ひげ状に生える不定根。しゅこん。
ふなくい‐むし【船食虫】
フナクイムシ科の二枚貝。体は細長く、30センチ以上にもなる。石灰質を分泌して管を作り、その中に入っている。貝殻は退化して小さく、体の前部につき、表面にあるやすり目状の肋(ろく)で、木造船や海中の...