だれ‐ば【だれ場】
講談・落語などで、客が退屈するような地味な場面。
だ・れる
[動ラ下一] 1 気持ちなどがゆるんで、しまりがなくなる。緊張感がなくなる。だらける。「生活態度が—・れる」「試合が途中で—・れる」 2 あきて退屈する。「観客が—・れる」 3 相場に活気がなく...
つれ‐づれ【徒然】
《「連(つ)れ連(づ)れ」の意》 [名・形動] 1 することがなくて退屈なこと。また、そのさま。手持ちぶさた。「読書をして病床の—をまぎらわす」「—な舟の中は人々の雑談で持切った」〈藤村・破戒...
て‐すさび【手遊び】
手でする慰み。退屈を紛らすためにする、手先の仕事。手慰み。「ほんの—程度の油絵」
とぎ【伽】
1 退屈をなぐさめるために話し相手をすること。また、その人。「老人の—をする」 2 病人の世話をすること。看病。 3 通夜。「明(あく)る日一晩お—をして」〈木下尚江・良人の自白〉 4 「御伽衆...
と‐ぜん【徒然】
[名・形動]何もすることがなく、手持ちぶさたなこと。また、そのさま。つれづれ。無聊(ぶりょう)。「—の日を退屈そうに暮らしている」〈漱石・虞美人草〉
なが‐ごと【長事】
長々しい事柄。「今を春べの顔見せに、日も—の御退屈」〈浄・二枚絵草紙〉
のっつ‐そっつ
[副]《「のりつそりつ」の音変化》からだを伸ばしたり反らしたりするさま。退屈するようすにいう。のつそつ。「もはや八つにもならんと思へどもいまだ来たらず。…ただ—しているをりから」〈洒・まはし枕〉
のび【伸び】
1 長く伸びたり広がったりすること。また、その程度。「身長の—が早い」「絵の具の—がよい」 2 勢いや力が増すこと。また、その程度。「成績の—」「輸出の—が著しい」「—のある球を投げる」 3 退...
はなし‐とぎ【話伽】
話し相手になって人の退屈を慰めること。また、その人。「伊勢参宮の道中、—にと、たって誘はれしを」〈浮・新永代蔵・四〉