きん‐さつ【金札】
1 金製のふだ。また、金色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した金貨代用の紙幣。 3 明治初年、政府が発行した金貨代用の紙幣。太政官札(だじょうかんさつ)と民部省札の2種。 4 閻魔(えんま)の...
ぎわく【疑惑】
近松秋江の小説。大正2年(1913)発表。家を出ていった妻を捜し求める男の姿を描く。「別れたる妻に送る手紙」の続編。
公界(くがい)を◦する
晴れの場所に出る。人前に出る。世を送る。「茗荷(めうが)など食うたらば—◦することがなるまいと思ふによって食はぬ」〈虎清狂・鈍根草〉
く・す
[動サ四]こちらへ送る。よこす。「こなたは、わしに文(ふみ)を—・さしゃったか」〈伎・仏の原〉
くだ【管/筟】
1 細長い円筒形で中が空洞になっているもの。「—を通して水を送る」 2 機(はた)の横糸を巻いて杼(ひ)に入れる道具。 3 糸繰り車の紡錘(つむ)に差して糸を巻きつける軸。 4 「管狐(くだぎつ...
くだ‐ながし【管流し】
伐採した木を谷川に1本ずつ投げ入れて流し送ること。《季 春》
くま‐おくり【熊送(り)】
アイヌの儀礼・行事の一。熊を、神の化身と考え、その霊を神の国へかえすために行うもの。捕獲した子熊を一定期間飼育し、丁重な儀礼をもって殺し、祭壇にそなえ、その肉を共食し、神の国へ送る。同様の儀式が...
くみ‐てがた【組手形】
輸出手形の発行に際し、紛失または延着に備えて同一内容・同一効力の手形を2通発行し、発送時期や経路を異にして送るもの。
くらげ【水母/海月】
腔腸(こうちょう)動物の基本形のうち、浮遊生活を送るもの。ハチクラゲ類・ヒドロ虫類など。体は寒天質からなり、傘の形をしていて、これを伸縮させて泳ぐこともある。傘の中に消化循環系・生殖腺(せいしょ...
くら・す【暮(ら)す】
[動サ五(四)] 1 日が暮れるまで時間を過ごす。時を過ごす。「一日を読書で—・す」 2 日々を送る。月日を過ごす。「余生は郷里で—・したい」 3 生活する。また、生計を立てる。「少ない収入でな...