かいこく‐ろん【開国論】
江戸中期以後、鎖国・攘夷(じょうい)を廃し、外国との通商を主張した論。工藤平助・本多利明・渡辺崋山・高野長英らが主張。安政の開国後は、尊王攘夷論に対して佐幕開国論も行われ、文久期には尊攘論者のな...
かいじょう‐けん【海上権】
軍事・通商・航海などに関して、一定の海域を支配する権利または権力。制海権。
かいつうしょうこう【華夷通商考】
江戸中期の地理書。2巻。西川如見著。元禄8年(1695)刊。宝永5年(1708)訂正増補版5巻刊。主として通商の立場から外国の地誌を記したもの。
か‐せい【河西】
中国甘粛(かんしゅく)省西部の地域。黄河より西をさし、西域との通商の要地。涼州(りょうしゅう)。
からふね‐ぶぎょう【唐船奉行】
室町幕府の職名。中国(明)・朝鮮・琉球との通商貿易のことをつかさどった。唐奉行。
かんごう‐せん【勘合船】
室町時代、勘合を交付されて明と正式に通商した船。遣明船。
グッドデザイン‐しょう【グッドデザイン賞】
公益財団法人日本デザイン振興会が主催するデザイン評価・推奨制度。生活と産業の質の向上に貢献するデザインを選出。受賞作品はGマークを表示できる。昭和32年(1957)に通商産業省(現経済産業省)が...
けいざいさんぎょう‐しょう【経済産業省】
国の行政機関の一。経済構造改革の推進、産業政策、通商政策、資源およびエネルギーの安定供給に関する事務を担当する。平成13年(2001)通商産業省を改組して発足。外局として資源エネルギー庁、特許庁...
けいざい‐せいさい【経済制裁】
国際法に違反した国などに対し、経済的手段によって制裁を加えること。輸出入の制限または禁止、経済関係条約(通商条約など)の停止、対象国の在外資産の凍結、航空機や船舶の乗り入れ制限または禁止などの外...
こうぎょうぎじゅつ‐いん【工業技術院】
鉱工業の科学技術に関する試験研究、計量標準の設定、日本工業規格(現・日本産業規格、JIS)の制定などを行った行政機関。昭和23年(1948)工業技術庁の名称で商工省に設置、昭和27年(1952)...