まんせい‐すいえん【慢性膵炎】
膵臓(すいぞう)に繰り返し炎症が起こり、膵臓の細胞が破壊され、膵臓の機能が徐々に失われていく病気。約半数は長期にわたるアルコールの過剰摂取によると考えられ、他に、胆石症に合併する場合や、原因不明...
みず‐ちゅうどく【水中毒】
抗利尿ホルモンの分泌過剰などのため、体内に水が過剰に停滞し、体液が薄められて浸透圧が低下した状態。
む‐げっけい【無月経】
性成熟期の女性で月経がない状態。18歳をすぎても初潮がない原発性無月経と、定期的にあった月経が3か月以上ない続発性無月経がある。原発性無月経は染色体異常が原因である場合が多い。続発性無月経はスト...
むだ‐ぼえ【無駄吠え/徒吠え】
人慣れしていない犬が、来客や通行人などに過剰に吠えること。
ムーンフェース【moonface】
1 副腎(ふくじん)皮質からのステロイドホルモンの過剰分泌や、ステロイド剤の過剰投与などにより起こる症状。顔が丸くなる。満月様顔貌(がんぼう)。→クッシング症候群 2 丸顔。
めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...
メラニズム【melanism】
人や動物で、先天的にメラニン色素が過剰に形成されること。
メラニン【melanin】
動物の皮膚や毛、目の結膜などに存在する黒色の色素。チロシンを基にして生成される。皮膚では過剰な光の吸収に役立ち、紫外線を遮る働きをし、直射日光にさらされると生成量が増える。メラニン色素。
めんえき‐チェックポイント【免疫チェックポイント】
免疫系が自己を攻撃しないように、過剰な免疫反応を抑制する機能。 [補説]癌細胞(がんさいぼう)はこの仕組みを利用して免疫反応を回避している。
もんしょう【紋章】
横光利一の小説。昭和9年(1934)発表。自意識過剰で消極的な知識人山下久内と、行動家雁金八郎との対比を描く。