せいど‐がくは【制度学派】
19世紀末から20世紀初めにかけて米国で形成された経済学の一学派。慣習的思考様式や家族・株式会社・労働組合・国家などの活動体を制度とし、こうした制度の累積的進化過程を経済現象としてとらえようとし...
せいねん【青年】
森鴎外の小説。明治43(1910)から明治44年(1911)に発表。作家志望で上京した青年の小泉純一が、都会生活の中で成長していく過程を描く。
林房雄の長編小説。明治維新直前の時代を背景に、...
せいぶつ‐のうしゅく【生物濃縮】
食物連鎖の過程で、より上位の生物種や個体群に、特定の物質が蓄積され、濃度を増すこと。
せいぶんか‐しっかん【性分化疾患】
染色体・性腺・性器などが男性型・女性型のどちらか一方に統一されていないか、またはあいまいな状態である先天的疾患の総称。クラインフェルター症候群・ターナー症候群・先天性副腎皮質過形成症などさまざま...
せいぼ‐さいぼう【精母細胞】
精子の形成過程で生じる雄性生殖細胞の一つ。精巣内で精原細胞が有糸分裂を繰り返して増殖したもの。減数分裂して4個の精細胞になる。
せきゆ‐アスファルト【石油アスファルト】
石油の精製過程で蒸留後に残油として得られるアスファルトの総称。→天然アスファルト
せんしょく‐ぶんたい【染色分体】
細胞分裂の過程で複製された、同じ遺伝情報を持つ一対の構造体。セントロメアで結合し、1本の染色体を構成する。クロマチド。→姉妹染色分体
ぜったいてき‐かんねんろん【絶対的観念論】
《(ドイツ)absoluter Idealismus》カントの批判哲学を主観的観念論と評したヘーゲルが、自己の哲学的立場に与えた名称。絶対的理念の弁証法的発展の過程のうちにとりこまれる。
ぜん‐こつずいきゅう【前骨髄球】
造血幹細胞が前駆細胞を経て顆粒球に分化する過程の初期の段階で、骨髄芽球から分化する細胞。
ぜん‐てきおう【前適応】
生物のある形質が、進化の過程で元来とは別の機能や役割をもつ形質として転用されること。