おうしゅう‐かいどう【奥州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸千住(せんじゅ)から白河に至る街道。その延長の陸奥(むつ)三厩(みんまや)までを含めていうこともある。奥州道中。
おうだん‐ほどう【横断歩道】
車道を横断する歩行者のために、道路標識や道路標示で歩行範囲を定めてある道路区域。
おう‐どう【横道】
[名・形動] 1 人間としての正しい道に外れていること。また、そのさま。よこしま。邪道。「この思いもよらない出来事には、いくら—な良秀でも、ぎょっと致したのでございましょう」〈芥川・地獄変〉 2...
おう‐どう【王道】
1 儒教で理想とした、有徳の君主が仁義に基づいて国を治める政道。⇔覇道(はどう)。 2 《royal roadの訳語》安易な方法。近道。「学問に—なし」 3 物事が進むべき正当な道。「ミステリー...
おうどう【王道】
《原題、(フランス)La Voie royale》マルローの小説。インドシナでのクメール王朝遺跡の調査経験をもとにして書かれた実存主義小説。1930年刊。同年、アンテラリエ賞受賞。
おうむがえしぶんぶのふたみち【鸚鵡返文武二道】
黄表紙。3冊。恋川春町作。寛政元年(1789)刊。寛政の改革時の世相を風刺した内容により、著者は松平定信から出頭を命ぜられた。
おうめ‐かいどう【青梅街道】
東京都新宿区から山梨県甲府市へ至る街道。江戸時代は新宿追分(おいわけ)を起点として甲州街道と分かれ、青梅・大菩薩峠(だいぼさつとうげ)・塩山(えんざん)を経て、甲府の酒折(さかおり)で再び甲州街...
おお‐にゅうどう【大入道】
からだの大きな坊主頭の男。また、その姿の化け物。
おお‐みち【大道】
1 広い道。大通り。だいどう。⇔小道。 2 36町(約3924メートル)を1里とする里程。⇔小道。 3 長い道のり。「今日は—であった、二人共に草臥(くたびれ)やったで、しんどかろ」〈伎・幼稚子敵討〉
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...