とお‐あさ【遠浅】
海や川の岸から遠方まで水の浅いこと。また、そのような所。「—の海岸」
とお‐あるき【遠歩き】
[名](スル)遠方へ出歩くこと。遠出(とおで)。「虫取りに熱中してつい—する」
とお・い【遠い】
[形][文]とほ・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。 1 場所が非常に離れている。距離が十分にある。「—・い国」「—・くまで歩く」⇔近い。 2 時間が非常に離れて...
とおいアメリカ【遠いアメリカ】
常盤新平の短編小説。昭和30年代の東京でアメリカに憧れる男性を描く。昭和61年(1986)刊行。同年、第96回直木賞受賞。
とおいうみからきたクー【遠い海から来たCOO】
景山民夫の海洋冒険小説。南太平洋の島フィジーを舞台に、プレシオサウルスと少年との交流を描く。昭和63年(1988)刊行。同年、第99回直木賞受賞。平成5年(1993)、「Coo/遠い海から来たク...
とおいくにからのさつじんしゃ【遠い国からの殺人者】
笹倉明の長編小説。日本へ出稼ぎに来たジャパゆきさんによる殺人事件とその裁判を描く。平成元年(1989)刊行。同年、第101回直木賞受賞。平成7年(1995)テレビドラマ化。
とおいこえとおいへや【遠い声、遠い部屋】
《原題Other Voices, Other Rooms》カポーティの長編小説。1948年刊。父親を探して南部の町を訪れた少年の姿を通じ、思春期特有の屈折した心理や自我の目覚めを描く。
とおい‐め【遠い目】
遠くを見るような目つき。過去のことを思ったり、そこにない風景を想像したりするときの目のようす。「少年時代を思い出して—になる」「ふるさとに思いをはせて—をする」
とお‐えん【遠縁】
遠い血縁。また、その人。「—にあたる人」⇔近縁。
とお‐かがり【遠篝】
陣所から遠く離れた所でたくかがり火。「—を焼(た)いて」〈太平記・六〉