ひかり‐の‐かげ【光の陰】
《「光陰(こういん)」を訓読みにした語》月日。また、時間。歳月。「物ごとに遮る眼の前、—をや送るらん」〈謡・石橋〉
ひら・ける【開ける】
[動カ下一][文]ひら・く[カ下二] 1 狭い状態から広い状態になる。「バイパスにはいると急に道が—・ける」 2 (「展ける」とも書く)遮るものがなく広く見渡せるようになる。「眺望が—・ける」 ...
ファラデー‐ばこ【ファラデー箱】
導体で囲まれた空間。または導体でできた箱や籠状のもの。外部からの電場の影響を遮るため、内部で電荷や電場を精密に測定できる。導体の素材や形状により、さまざまな周波数の電磁気的影響を避けることができ...
フォトクロミズム【photochromism】
ある種の物質に光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻る現象。この現象を利用したフォトクロミックガラス、フォトクロミックレンズなどがある。フォトクロミー。光互変。光可逆変色。
フォトクロミック‐ガラス
《(和)photochromic+glas(オランダ)》光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻るガラス。塩化銀などを混入したもの。眼鏡などに使用。
フォーブッシュ‐げんしょう【フォーブッシュ減少】
《Forbush decrease》地球に降り注ぐ宇宙線の強度が太陽活動による磁気嵐が発生したときに減少すること。フレアで放出された荷電粒子が宇宙線を遮るためと考えられている。名称は宇宙線を研究...
へだ・てる【隔てる】
[動タ下一][文]へだ・つ[タ下二] 1 物の間に距離をおく。「五メートル—・ててくいを打つ」 2 物を間に置く。また、置いて遮る。仕切る。「障子を—・てて話す」「ついたてで部屋を—・てる」 3...
ま‐かげ【目陰/目蔭】
1 遠くを見るとき、光線を遮るために、手を額(ひたい)にかざすこと。「鼬(いたち)の…、—なんどして」〈盛衰記・一三〉 2 疑わしく思うような目つきをすること。「気色ばみたる御—こそわづらはしけ...
メラニン【melanin】
動物の皮膚や毛、目の結膜などに存在する黒色の色素。チロシンを基にして生成される。皮膚では過剰な光の吸収に役立ち、紫外線を遮る働きをし、直射日光にさらされると生成量が増える。メラニン色素。
りょくいん‐こうか【緑陰効果】
1 街路樹や公園樹などによる緑陰が強い日差しを遮ることで、地表面の温度を低く抑える効果。 2 木々の葉を透過した光がもつ、種子の発芽阻害や休眠誘導を引き起こす効果。種子に含まれるフィトクロムとい...