きんきゅう‐けん【緊急権】
自国または自国民に急迫した危険のある場合、それを避けるために他国の権利や利益を侵害してもさしつかえないという国際法上の権利。侵害に対する賠償は必要。緊急避難。
きんきゅうじたい‐おうきゅうたいさく【緊急事態応急対策】
原子力緊急事態が発生した場合に、災害の拡大を防止するために、原子力災害対策特別措置法に基づいて実施される措置。原子力緊急事態宣言の発出、災害に関する情報収集・伝達、避難勧告・指示、放射線量の測定...
きんきゅうじ‐ひなんじゅんびくいき【緊急時避難準備区域】
平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故に伴い、政府が住民に対して、いつでも屋内退避や避難が行えるように準備をしておくことを求めた区域。福島県広野町・楢葉町・川内村、および田村市と南...
きんきゅうじぼうごそちじゅんび‐くいき【緊急時防護措置準備区域】
原子力発電所で事故が発生し、放射線測定値が一定の水準を超えた場合に、すみやかに避難・屋内退避できるように事前に計画を立てる必要がある区域。国は原発から半径30キロ圏を目安としている。緊急時防護措...
きんきゅう‐じょうたい【緊急状態】
1 緊急に対策を必要とする状態。 2 法律で、緊急避難または正当防衛を成立させる理由となる状態。
きんきゅう‐ひなん【緊急避難】
1 大急ぎで避難すること。 2 刑法上、急迫した危難を避けるため、やむをえず他人の法益をおかす行為。一定の要件をみたすものは罰せられないが、損害賠償責任がある。 3 民法上、他人の物から生じた急...
クーリング‐シェルター
《(和)cooling+shelter》⇒指定暑熱避難施設
けいかい‐くいき【警戒区域】
災害が発生したり予想される場合に、住民等の生命・身体への危険を防止するために、一般市民の立ち入りが制限・禁止される地域。災害対策基本法・武力攻撃事態法・水防法などに基づいて市町村長・都道府県知事...
けいかいレベル【警戒レベル】
集中豪雨や台風などで水害や土砂災害のおそれがあるときに、危険度を5段階で示すもの。レベルごとに、気象庁や市町村から発表される防災情報と住民の取るべき行動が示されている。大雨警戒レベル。→噴火警戒...
けいかくてき‐ひなんくいき【計画的避難区域】
平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故に伴い、政府が住民に対して、区域の指定から約1か月の間に避難のため立ち退くことを求めた区域。福島第一原子力発電所から半径20キロメートル以遠で...