ぞく‐ぞく
[副](スル) 1 寒けがするさま。「風邪で—(と)する」 2 感情の高ぶりや緊張、また、恐怖などのために身震いするさま。「試合を前に—(と)する」
たい‐しつ【体質】
1 からだの性質。遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される、個々人の総合的な性質。「風邪をひきやすい—」「特異—」 2 団体・組織などがもつ、性質や特徴。「日本人の—に合わない思想」
たいほう‐ぐん【帯方郡】
中国後漢末に遼東の太守、公孫康が朝鮮半島楽浪郡の南部に設置した郡。南接する韓・濊(わい)族に備えた。約110年続き、313年、韓・濊族に滅ぼされた。邪馬台国(やまたいこく)の女王卑弥呼(ひみこ)...
たが‐たいしゃ【多賀大社】
滋賀県犬上郡多賀町にある神社。旧官幣大社。祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)。長寿の神として信仰される。多賀大明神。多賀神社。俗称、お多賀さん。
たちかわ‐りゅう【立川流】
真言密教の一派と陰陽道(おんようどう)との混合により成立した流派。性的な結合を唱える邪教とされた。平安後期、武蔵国立川の陰陽師が唱え、文観(もんかん)が広めて大流行したが、慶長以後ほとんど絶えた。
たち‐はだか・る【立ちはだかる】
[動ラ五(四)] 1 手足を広げて、行く手をさえぎるように立つ。立ちふさがって、さえぎる。「出口に—・る」 2 大きな障害が行く手にあって邪魔をする。「険しい山が前方に—・る」「将来に—・る大きな壁」
たて‐ざま【縦様/縦方】
《古くは「たてさま」》たての方向。たて。「三味線を邪険に取って、衝(つ)と—に引立てる」〈鏡花・歌行灯〉
たにこう【谷行】
謡曲。四番目・五番目物。山伏の帥(そつ)の阿闍梨(あじゃり)一行とともに峰入りした松若は、途中風邪にかかって谷行に処せられるが、山伏たちの祈祷(きとう)により伎楽鬼神が現れて蘇生させる。
たび‐たび【度度】
[副]何度も繰り返し行われるさま。いくども。しばしば。「—注意したが聞き入れない」「—の不始末をわびる」 [用法]たびたび・しばしば——「たびたび(しばしば)事故の起こる交差点」など、同じ事が繰...
たまご‐ざけ【卵酒】
酒に鶏卵の黄身と砂糖を加え、温めた飲み物。寒さ防ぎや風邪のときに用いる。《季 冬》「岡惚(おかぼれ)で終りし恋や—/草城」