こにし‐とくろう【小西得郎】
[1896〜1977]プロ野球監督・解説者。東京の生まれ。昭和11年(1936)大東京の監督に就任。以後複数の球団の監督を務める。同30年から野球解説者として活躍した。
この‐やろう【此の野郎】
相手に対して、憎しみや軽蔑、または親愛の気持ちを込めていう語。また、感動詞的に用いて、怒りなどの気持ちを表す語。「—、よくも殴ったな」「—、とうとう壊れやがった」
こばん‐じょろう【小判女郎】
小判を女郎にたとえた語。小判の愛称。「可愛らしい—」〈浄・淀鯉〉
こ‐めろ【小女郎】
「こめろう(小女郎)」の音変化。「—がさげし風呂敷や」〈浄・大経師〉
こ‐めろう【小女郎】
小娘。少女。こめろ。「腰元らしき—そばを離れず」〈浮・御前義経記・一〉
こんしろう【紺四郎】
《(フランス)consulに人名のように漢字をあてたもの》領事。「さきの異人さんはゑぎりすの—」〈魯文・安愚楽鍋〉
ごとう‐とうしろう【後藤藤四郎】
短刀の名作。京都の刀工、粟田口(あわたぐち)藤四郎吉光の作。金座の後藤光次(みつつぐ)が所持したところからの名称で、現在は尾張の徳川家蔵。国宝。
ごみ‐たろう【五味太郎】
[1945〜 ]絵本作家。東京の生まれ。デザイナーを経て、斬新なタッチと鮮やかな色彩感覚を駆使した絵本を数多く著し、日本屈指の人気絵本作家となる。海外でも高い評価を得て、国内外を問わず多くの賞を...
ごろう【五郎】
歌舞伎舞踊。長唄。三升屋二三治作詞、10世杵屋六左衛門作曲。九変化「八重九重花姿絵(やえここのえはなのすがたえ)」の一つとして天保12年(1841)江戸中村座初演。曽我五郎の郭(くるわ)通いの姿...
さいとう‐ひでさぶろう【斎藤秀三郎】
[1866〜1929]英語学者。宮城の生まれ。正則英語学校を創立し、日本の英語学の発展に尽くした。著「熟語本位英和中辞典」「斎藤和英大辞典」など。