スパスカヤ‐きょうかい【スパスカヤ教会】
《Spasskaya tserkov'/Спасская церковь》ロシア連邦中部の都市イルクーツクにある教会。18世紀初頭に建造。シベリア東部で最も古い石造教会の一つ。19世紀半ばに建て...
すみ‐だわら【炭俵】
炭を詰める俵。また、炭の詰まった俵。わら・あし・かやなどで作る。《季 冬》「薄雪や簷(のき)にあまりて—/波郷」 [補説]書名別項。→炭俵
す‐むずかり【酢憤り】
粗くおろした大根とニンジンに、いり大豆・塩鮭の頭・酒かすなどをまぜて煮たもの。初午(はつうま)に道祖神や稲荷(いなり)社に供える。北関東の郷土料理。古くは、いった大豆に酢をかけたものをいった。す...
せいうん‐の‐こころざし【青雲の志】
功名を立て、立身出世をしようとする志。「—をいだいて故郷を後にする」
せいかん‐ろん【征韓論】
明治初期の対朝鮮強硬論。特に、明治6年(1873)西郷隆盛・板垣退助らによって排日・鎖国下の朝鮮に出兵しようとした主張をさす。内治優先を唱える岩倉具視・木戸孝允・大久保利通らの反対で西郷らは官を...
せい・する【省する】
[動サ変][文]せい・す[サ変] 1 反省する。「汝謹んで其れ之を—・せよ」〈織田訳・花柳春話〉 2 安否を問うために訪れる。親を見舞う。「其の間二度芳子は故郷を—・した」〈花袋・蒲団〉
せいなん‐せんそう【西南戦争】
明治10年(1877)、西郷隆盛らが鹿児島で起こした反乱。征韓論に敗れて帰郷した西郷が、士族組織として私学校を結成。政府との対立がしだいに高まり、ついに私学校生徒らが西郷を擁して挙兵、熊本鎮台を...
せかい‐きゅうせいきょう【世界救世教】
昭和10年(1935)もと大本(おおもと)教の信者岡田茂吉が、観音の霊力による独自の信仰治療を中心として創始した新宗教。病・貧・争のない地上天国を築くことを使命とし、そのモデルとして瑞雲郷(熱海...
せき‐ちく【石竹】
ナデシコ科の多年草。高さ約30センチ。全体に粉白色を帯びる。初夏、紅・白色などの5弁花を開く。中国の原産で、観賞用に栽培。瞿麦(くばく)。からなでしこ。《季 夏》「—やおん母小さくなりにけり/波郷」
せつ‐せつ【切切】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 心に強く迫るさま。また、心のこもっているさま。「—たる望郷の念」「—たる祈り」「—と訴える」 2 音や声が寂しく身に迫るさま。「—たる弦の響き」