ほ【保】
1 律令制における末端の行政組織。5戸を一組として構成され、治安・納税の連帯責任を負った。五保。 2 平安京の条坊制の一単位。4町で1保とし、また、4保で1坊とした。 3 平安末期から中世を通じ...
ほう‐とう【餺飥】
《「はくたく」の音変化》 1 小麦粉を練り、平たくのばして細く切った食品。これが現在のうどんになったという。 2 手打ちうどんと、カボチャ・シイタケなどの野菜を味噌で煮込んだもの。山梨などの郷土料理。
ほう‐ふつ【髣髴/彷彿】
[名](スル) 1 ありありと想像すること。よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。「往時を—させる」「ミイラに因って埃及(エジプト)人を—する」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 ぼん...
ほおば‐みそ【朴葉味噌】
岐阜県飛騨地方の郷土料理。刻みネギなどを加えたみそを乾燥したホオの葉の上に置き、下から炭火であぶったもの。
ほそかわ【細川】
姓氏の一。清和源氏。鎌倉中期、足利義康の曽孫義季が三河国細川郷を領したのに始まる。嫡流は室町幕府の管領(かんれい)家となった。 [補説]「細川」姓の人物細川勝元(ほそかわかつもと)細川(ほそかわ...
ほたる‐び【蛍火】
1 蛍の発する光。《季 夏》「—や疾風(はやて)のごとき母の脈/波郷」 2 小さく残っている炭火。「—大事そうに挟み上げて」〈一葉・われから〉
ホルミウム【holmium】
希土類元素のランタノイドの一。1879年にクレーベが発見し、故郷ストックホルムの古称Holmiaにちなんで命名。元素記号Ho 原子番号67。原子量164.9。
ホンオ‐フェ
《(朝鮮語)》ガンギエイ(ホンオ)の刺身。新鮮な魚肉をそのまま食べるものと、かめなどに入れて発酵させたものがある。発酵させたものは、エイ自身のもつ尿素などからアンモニアが生成されるため、強烈な臭...
ほん‐ごう【本郷】
1 その人の生まれた土地。故郷。 2 ある郷の一部で、最初に開けた土地。 3 郡司の庁、また、郷役所のあった場所。
ほん‐じょう【本荘/本庄】
ある荘で最初に開け、荘の発展の中心となった土地。本郷。