かがち【酸漿】
ホオズキの古名。「目は赤—の如くして」〈記・上〉
さねぶと‐なつめ【核太棗/酸棗】
クロウメモドキ科の落葉低木。ナツメの原種。葉は長卵形でつやがある。実が小さく、そのわりに核が大きい。種子を漢方で酸棗仁(さんそうにん)といい、薬用にする。ヨーロッパ・アジアの南部に自生し、日本で...
さん【酸】
1 すっぱいこと。また、すっぱいもの。 2 水溶液中で水素イオンを放出する物質。放出が強いものを強酸、弱いものを弱酸という。塩基と反応して塩(えん)と水を生じる。
さん【酸】
[音]サン(呉)(漢) [訓]すい す [学習漢字]5年 1 すっぱい。「酸敗・酸味/甘酸」 2 つらい。いたましい。「酸鼻/辛酸」 3 酸性反応する化合物。「胃酸・塩酸・炭酸・硫酸」 4 酸素...
さん‐アミド【酸アミド】
アンモニアの水素原子1個がアシル基RCO-と置換した化合物の総称。カルボン酸の誘導体として重要。また、広くアミドをいう。
さんアミド‐けつごう【酸アミド結合】
⇒アミド結合
さんアルカリ‐でんち【酸アルカリ電池】
気体電池の一。正極・負極ともに水素を用い、負極側に水酸化物イオン、正極側に水素イオンが供給される。
さん‐イミド【酸イミド】
⇒イミド
さん‐えんかぶつ【酸塩化物】
カルボン酸のカルボキシル基中の水酸基が塩素で置換された化合物の総称。一般式RCOClで表される。
さんえんき‐しじやく【酸塩基指示薬】
水素イオン濃度の変化に従って変色する試薬。水溶液が酸性か塩基性かを調べ、水素イオン指数や中和滴定の終点を知るのに用いる。それ自体が酸である酸性指示薬にフェノールフタレイン・チモールブルー、塩基で...