アシッド【acid】
[名] 1 「酸(さん)」に同じ。 2 麻薬、特にLSDをいう。 [形動]厳しいさま。辛辣(しんらつ)なさま。また、色彩などが強烈なさま。
アシッド‐カラー
《(和)acid(酸)+color》レモン色やオレンジ色など、酸味のある果物を思わせる色。
アシッド‐ショック【acid shock】
大気中の酸性物質を取り込んだ積雪が春になって急速にとけ出し、河川や湖沼が一気に酸性化する現象。いわゆる酸性雨が陸水環境に与える悪影響の一つ。酸性ショック。
アシドフィルス‐きん【アシドフィルス菌】
《(ラテン)Lactobacillus acidophilus》桿状乳酸菌の一種。整腸作用をもつとされる。サワークリームや乳酸菌ミルクを作るために使われる。
あしどめ‐ぐすり【足留(め)薬】
染色の速度を遅くさせ、色むらになるのを防ぐ薬品。炭酸ナトリウム・酢酸・硫酸ナトリウムなど。
アシドーシス【acidosis】
血液中の酸と塩基との平衡が乱れ、酸性側に傾いた状態。腎不全・糖尿病が原因で重炭酸(アルカリ)が失われたときなどにみられる。酸血症。酸毒症。酸性血症。アチドーゼ。→アルカローシス
あ‐しょうさん【亜硝酸】
水溶液としてだけ存在する弱酸。分解しやすく、加熱すると一酸化窒素を発生して硝酸になる。化学式HNO2
あしょうさん‐アンモニウム【亜硝酸アンモニウム】
亜硝酸鉛に硫酸アンモニウムを反応させるなどして得られる、無色で潮解性の結晶。加熱すると窒素と水に分解する。化学式NH4NO2
あしょうさん‐えん【亜硝酸塩】
亜硝酸の水素をアンモニウムあるいは金属で置換したもの。酸化剤としても還元剤としても使われる。
あしょうさん‐カリウム【亜硝酸カリウム】
硝酸カリウムを鉛で還元すると得られる無色の結晶。性質・用途などは亜硝酸ナトリウムによく似る。化学式KNO2