しゃく‐ぼん【釈梵】
帝釈天(たいしゃくてん)と梵天。
しゃくまかえんろん【釈摩訶衍論】
「大乗起信論」の注釈書。10巻。竜樹著、筏提摩多(ばっだいまた)訳とされるが、7〜8世紀ごろ中国・朝鮮で成立したともいわれる。日本では真言宗で重要な書とした。釈論。
しゃく‐みょう【釈名】
仏教の経論を解釈するとき、題目の意義を説き明かすこと。
しゃくみょう【釈名】
中国の辞書。8巻。後漢末の劉熙(りゅうき)著。事物の名を27種に分類し、語源を説明したもの。1巻本、4巻本がある。逸雅。
しゃく‐めい【釈明】
[名](スル)自分の立場や考えを説明して、誤解や非難を解き、理解を求めること。「事故原因について—する」
しゃくめい‐けん【釈明権】
裁判所が、訴訟の内容を明確にさせるために、当事者に法律上・事実上の事項について質問して陳述の補充・訂正の機会を与え、または立証を促す権限。発問権。
しゃく‐もん【釈文】
仏教の経論を解釈した文句。
しゃく‐もん【釈門】
釈迦の門流。仏門。僧侶。
しゃくろん【釈論】
「釈摩訶衍論(しゃくまかえんろん)」の略。
しゃっ‐かい【釈解】
解き明かすこと。解釈。