あめ‐ゆう【飴釉】
鉄分を含んだ釉(うわぐすり)。焼き上がりは光沢のある黄褐色(飴色)となる。あめぐすり。
あめ‐ぐすり【飴釉】
⇒あめゆう(飴釉)
いろ‐ぐすり【色釉】
着色剤を混合した釉(うわぐすり)。陶磁器の上絵をかくのに用いる。しきゆう。
しき‐ゆう【色釉】
⇒いろぐすり
うわえ‐ぐすり【上絵釉】
「上(うわ)絵の具」に同じ。
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸(けいさん)化合物。金属含有物によって、さまざまな色を呈する。釉薬(ゆうやく)。
さい‐ゆう【彩釉】
焼き物の表面に釉薬を施すこと。耐久性に富み、装飾効果にすぐれる。古代メソポタミアの彩釉れんが、イスラム文化圏の彩釉タイルなど。
てっしゃ‐ゆう【鉄砂釉】
陶磁器の釉(うわぐすり)の一。酸化鉄を多く含み黒褐色に発色する。鉄砂。
かい‐ゆう【灰釉】
⇒はいぐすり(灰釉)
はい‐ぐすり【灰釉】
草木の灰を主成分とした釉(うわぐすり)。柞(いす)・欅(けやき)・松などの木質灰や、竹灰・藁灰(わらばい)などを用いる。かいゆう。