名(な)に立(た)・つ
評判になる。「—・ちて伏見の里といふことはもみぢを床に敷けばなりけり」〈後撰・雑四〉
なは【那覇】
沖縄県、沖縄島南西部の市。県庁所在地。琉球王都の首里(しゅり)の外港として発展。第二次大戦後は、昭和47年(1972)の沖縄返還までアメリカ軍政の中心地。壺屋焼・紅型(びんがた)などを特産。昭和...
なは・る
[動ラ五(四)]《「なさる」の音変化》 1 「する」の尊敬語。なさる。江戸中期以降、上方のちに江戸の遊里で用いられ、やがて一般の町家にも広まった。「南でするやうな事—・ると中居が興をさます」〈洒...
なます
[助動][なませ|なまし|なます|なます|なますれ|なませ]《「なさいます」の変化形「なはいます」「なはます」の音変化。近世後期の遊里語》動詞の連用形に付いて尊敬の意を表す。…なさいます。「お家...
なま‐め・く【艶めく】
[動カ五(四)]《「なま」は未熟の意》 1 異性の心を誘うような色っぽさが感じられる。また、あだっぽいふるまいをする。「—・いたしぐさ」「このくるまを女車とみて、寄り来てとかく—・くあひだに」〈...
なみ・する【無みする/蔑する】
[動サ変][文]なみ・す[サ変]《形容詞「な(無)い」の語幹に接尾語「み」の付いた「なみ」に、動詞「する」の付いたものから》そのものの存在を無視する。ないがしろにする。あなどる。「正義を—・し、...
なも
[係助]《上代語》係助詞「なむ」の古形。多く助詞に付く。「何時(いつ)は—恋ひずありとはあらねどもうたてこのころ恋し繁しも」〈万・二八七七〉
[終助]《上代語》終助詞「なむ」の古形。動詞・動...
なら‐ば
[連語]《動詞「な(成)る」の未然形+接続助詞「ば」》できることならば。それなら。「すっかり気おくれがして了って、—逃げだしたいのを」〈里見弴・多情仏心〉
ならわし【習わし/慣わし】
1 しきたり。習慣。風習。「世間の—」「家の—」 2 習わせること。けいこ。「舞—などは、里にていとようしたてて」〈源・少女〉 3 習慣づけること。しつけ。「そよ。誰が—にかあらむ」〈源・澪標〉
なりた【成田】
千葉県北部の市。成田山新勝寺の門前町。三里塚に成田国際空港がある。平成18年(2006)3月、下総町・大栄町を編入。人口12.9万(2010)。