かけ‐まわ・る【駆(け)回る/駈け回る】
[動ラ五(四)] 1 駆けて回る。走り回る。「野原を—・る」 2 ある目的を達成するために方々へ行って力を尽くす。奔走する。「資金調達に—・る」
かけ‐めぐ・る【駆(け)巡る/駈け回る】
[動ラ五(四)]あちこちをかけまわる。「野原を—・る」「旅に病んで夢は枯野を—・る」〈笈日記〉
かすが‐の【春日野】
奈良市、春日山の麓一帯の野原。[歌枕]「—の飛火の野守いでてみよ今いくかありて若菜つみてむ」〈古今・春上〉
かぜ‐くさ【風草】
イネ科の多年草。野原・路傍に群生し、高さ40〜50センチ。葉は細長く、8〜10月、まばらな穂を円錐状につける。うらはぐさ。かぜしりぐさ。風知草(ふうちそう)。《季 夏》
かな‐むぐら【金葎/葎草】
アサ科の蔓性(つるせい)の一年草。野原や荒れ地に生える。茎や葉柄にとげが多く、他に絡みつく。葉は七つに裂けていて、ざらつく。雌雄異株。夏から秋にかけ、淡黄緑色の小花を多数つける。やえむぐら。《季 夏》
かや‐の【茅野/萱野】
茅の生えている野原。「葛城(かづらき)の高間の—はや知りて」〈万・一三三七〉
かれ‐の【枯れ野】
1 草木の枯れはてた野。冬枯れの野原。《季 冬》「遠山に日の当りたる—かな/虚子」 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は薄青または白。冬に用いる。かれのがさね。
かわらゆ‐おんせん【川原湯温泉】
群馬県北西部、長野原町にある温泉。1月20日に湯かけ祭が行われる。泉質は硫黄泉。 [補説]旧温泉街は吾妻川沿いに位置したが、八ッ場(やんば)ダム(令和2年完成)の建設地となったため、付近の高台に...
かんうん‐やかく【閑雲野鶴】
《「野鶴」は野原に遊ぶ鶴の意》なんの束縛も受けないで、伸び伸びと暮らす境遇のたとえ。俗世間を離れた悠々自適の生活。
かんおんじ【観音寺】
香川県南西端、燧灘(ひうちなだ)に面する市。水産加工業が盛ん。真言宗の観音寺の建つ琴弾(ことひき)山と、「寛永通宝」の砂文字がある有明浜は琴弾公園として名勝地。平成17年(2005)10月、大野...