い‐つぶ・す【鋳潰す】
[動サ五(四)]金属製の器物を溶かし、地金(じがね)に戻す。いくずす。「梵鐘を—・して大小の銃砲を製造すべき」〈条野有人・近世紀聞〉
いと‐ぞうがん【糸象眼】
象眼で、地金に文様や文字を細く彫り、そこに糸状の他の金属をはめ込む技法。
い‐とめ【鋳留(め)】
金属製の器物の破損箇所を鋳掛けして修理すること。
いねねくい‐はむし【稲根喰葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長6ミリほど。全体に緑褐色で金属光沢がある。触角は長く、翅(はね)にすじがある。幼虫は稲の根を食害する。ねくいはむし。
いぶし【燻し】
1 いぶすこと。特に、銀・銅などの金属に硫黄のすすで曇りをつけること。「—をかける」 2 蚊いぶし。
いぶ・す【燻す】
[動サ五(四)] 1 物を燃やして煙が出るようにする。また、煙にむせるようにする。「生木で—・す」「狐の穴を—・す」 2 殺菌・殺虫などのために煙を出す。「蚊やりを—・す」 3 すすや煙で黒くす...
いぶつ‐にくがしゅ【異物肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》体内に侵入した異物を好中球・マクロファージ・リンパ球などが取り囲み、肉芽組織を形成し、結節状になったもの。傷口から入った砂や石、金属、毛髪、動植物のとげ、...
いぼ‐かなもの【疣金物】
建築で、円い鋲(びょう)を規則的に打った金属板。材の継ぎ目の固定や装飾用。
いみず【射水】
富山県北西部、庄川下流東岸を占める市。古くから漁港として発展。放生津(ほうじょうづ)潟に富山新港が造成された。金属工業も盛ん。平成17年(2005)11月に新湊市・小杉町・大門町・下村・大島町が...
い‐もの【鋳物】
鉄・青銅・錫(すず)・鉛・アンチモン・アルミニウムなどの金属を溶かし、鋳型に流し込んで器物をつくる工法。また、その器物。→打ち物