かね‐いれ【金入れ】
金銭を入れておくためのもの。財布・がま口など。
かね‐うけ【金請け】
近世、借金の保証人をいう語。
金請(かねう)けするとも人請(ひとう)けするな
借金の保証人にはなっても、人物の保証人にはなるな。人の保証に立つと厄介なことが多いことをいう。
かね‐うち【金打ち】
「金打(きんちょう)」に同じ。
かね‐う・つ【金打つ】
[動タ四] 1 鉦(かね)を鳴らして、神仏に誓いを立てる。「大仏の御前にて、—・ちて仏に申して去りぬ」〈宇治拾遺・一二〉 2 金打(きんちょう)をする。「一腰を抜き—・って」〈驢鞍橋・下〉
かね‐うり【金売り】
「金商人(かねあきゅうど)1」に同じ。「我らは—吉次の馬追冠者」〈浄・孕常盤〉
かね‐おや【金親/銀親】
資金を出す人。出資者。金元(かねもと)。「女房は—の人質になして」〈浮・胸算用・三〉
かね‐かし【金貸し】
金銭を貸して利息を取ること。また、それを職業とする人。
かねかしとそのつま【金貸しとその妻】
⇒両替商とその妻
金(かね)が唸(うな)・る
ありあまるほど多く金銭を持っている。「幸にも金庫には—・るし」〈蘆花・黒潮〉