きん‐ぷん【金粉】
金の粉末。また、金色の粉末。蒔絵(まきえ)などに用いる。
きんぷん‐まきじ【金粉蒔地】
⇒金彩地(きんだみじ)
きん‐へいか【金平価】
金本位制度下で、本位貨幣に含まれる法定の金量を比較して得られる各国間の通貨の交換比率。法定平価。
きん‐ぺい【金幣】
1 金の貨幣。「この時、—に乏しかりければ」〈中村訳・西国立志編〉 2 金色の幣(ぬさ)。
きんぺいばい【金瓶梅】
中国、明代の長編小説。全100回。作者未詳。「水滸伝(すいこでん)」の一挿話に題材をとり、薬商西門慶(せいもんけい)が大富豪に成り上がって破滅するまでを描く。色欲生活の描写が多く、題名は相手の三...
きん‐ぺき【金碧】
金色と青緑色。
きんぺき‐さんすい【金碧山水】
東洋画の技法の一。緑青(ろくしょう)や群青(ぐんじょう)で描いた山水画の山や岩の輪郭線に金泥を添え、装飾的効果を高めたもの。
きんぺき‐しょうへきが【金碧障壁画】
金箔(きんぱく)を押し、その上に絵を描いた障壁画。桃山時代に盛行。
きん‐ペン【金ペン】
金と銅との合金で作られたペン先。ふつう14金で、主として万年筆用。
きんほんい‐せいど【金本位制度】
金を価値尺度とし、一定重量の金を価格の度量標準とする貨幣制度。狭義には金貨本位制度をさし、広義には金核本位制度を含める。