てつ‐い【鉄衣】
1 鎧(よろい)。具足(ぐそく)。戎衣(じゅうい)。 2 鉄のさび。
てつ‐いろ【鉄色】
鉄のような色。緑がかった黒色。
てつ‐いんせき【鉄隕石】
⇒隕鉄
てつ‐え【鉄絵】
酸化鉄を含む絵の具または釉(うわぐすり)で絵付けをした陶磁器。絵付けの部分が黒褐色・赤褐色などを呈する。鉄砂(てっしゃ)。
てつ‐おなんど【鉄御納戸】
鉄色がかった御納戸色。緑を帯びた鉄色。
てつかじょう‐しょう【鉄過剰症】
体内に鉄が過剰に蓄積した状態。肝臓・心臓・膵臓(すいぞう)などに鉄が沈着し、臓器障害を引き起こすおそれがある。
てつ‐かぶと【鉄兜】
戦場などで、頭部を保護するためにかぶる、特殊鋼製の帽子。鉄帽。
てつ‐がん【鉄丸】
鉄のたま。「吭(のんど)は又塞(ふさが)りて、—を啣(な)める想(おもい)」〈紅葉・金色夜叉〉
てつ‐ぎょ【鉄魚】
コイ科の淡水魚。フナと琉金(りゅうきん)との雑種が野生化したものという。全長約15センチ。体はフナ形で尾びれが長い。宮城県の魚取沼(ゆとりぬま)のものは天然記念物。フナの突然変異種ともされる。
てつ‐くず【鉄屑】
鉄のくず。鉄材の切りくずや、鉄製品の不用物など。