あら‐どうぐ【荒道具】
1 雑用品。荒物。 2 鉈(なた)・手斧(ちょうな)・鉞(まさかり)など、やや大型の刃物。
えんくう‐ぶつ【円空仏】
円空作の木彫りの仏像。鉈(なた)彫りによる素朴で大胆な作風が特色。現在まで二千数百体が発見されている。
大鉈(おおなた)を振(ふ)る・う
思いきって切るべきものは切って整理をする。「予算削減に—・う」 [補説]「大鉈を振る」とするのは誤り。
こ‐わり【小割(り)】
1 材木を小さく割ること。また、その割ったもの。 2 木材の規格の一。木口2.5センチ前後、長さ1.8メートルほどの角材。 3 まき割り用の鉈(なた)。 4 古く、面積の単位の反(たん)を小さく...
しきね‐じま【式根島】
東京都、伊豆諸島にある火山島。大島支庁管内新島(にいじま)村に属する。足付(あしつき)・地鉈(じなた)の両温泉がある。
せん‐とう【銭刀】
《「刀」は鉈(なた)をかたどった中国古代の貨幣》ぜに。銭貨。
なた‐まめ【鉈豆/刀豆】
1 マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏、淡紅紫色か白色の花を穂状につけ、やや垂れる。豆果は長さ約30センチに達し、弓形に曲がる。熱帯アジアの原産で、江戸時...
なた‐め【鉈目】
登山者や山仕事をする人たちが、道しるべとして山中の樹木に鉈でつけた目印。
やま‐がたな【山刀】
猟師やきこりなどが山仕事に使用する、鉈(なた)状の刃物。