さし‐なべ【銚子】
注ぎ口のある鍋。さすなべ。「—に湯沸かせ子ども櫟津(いちひつ)の檜橋(ひばし)より来む狐に浴むさむ」〈万・三八二四〉
さす‐なべ【銚子】
「さしなべ」に同じ。
ちょう‐し【銚子】
1 酒を入れて杯につぐ、長い柄のついた器。両方につぎ口のある諸口(もろくち)と、片方だけの片口とがある。神道の結婚式などで使う。 2 酒を入れて燗(かん)をするための瓶状の容器。徳利。「お—をつける」
ちょうし【銚子】
千葉県北東端の市。利根川河口に位置し、太平洋に面する。醤油醸造・漁業が盛ん。人口7.0万(2010)。
ちょうし‐こう【銚子港】
千葉県銚子市、利根川河口にある港。特定第三種漁港で、管理者は千葉県。イワシ・サバを多く水揚げする。
ちょうし‐し【銚子市】
⇒銚子
ちょうし‐たいりょうぶし【銚子大漁節】
千葉県の民謡で、銚子市の酒盛り歌・盆踊り歌。元治元年(1864)大漁を祝って、網元の網代久三郎らが作ったもの。
ちょうし‐ちぢみ【銚子縮】
茨城県神栖(かみす)市付近で産出する木綿縮。銚子市から諸方に出荷したのでこの名がある。
ちょうし‐なべ【銚子鍋】
酒を入れて燗(かん)をする鍋。燗鍋(かんなべ)。