なみ‐せん【波銭/浪銭】
江戸時代に鋳造された銭で、裏に波形の紋様のあるもの。寛永通宝四文銭・文久永宝のこと。四文銭。
ナンキン‐せん【南京銭】
⇒京銭(きんせん)
にわ‐せん【庭銭】
1 遊里で紋日(もんび)に遊ぶことを約束した客が、遊女や揚屋などの奉公人に与える祝儀の金。「太夫様より宿への時服、—まきちらす」〈浮・一代男・八〉 2 江戸時代、街道の宿駅の問屋場に荷物を一時預...
盗人(ぬすびと)に追(お)い銭(せん)
盗人に物を盗まれたうえに、さらに金銭を与えること。損を重ねることのたとえ。泥棒に追い銭。
ネット‐なげせん【ネット投(げ)銭】
ウェブ上の無料コンテンツを閲覧した利用者が、その制作者や配信者に対して金銭などを寄付できるサービス・機能の総称。また、その寄付。寄付する金額は利用者が決め、少額から行えるものが多い。ウェブ投げ銭...
ねんぶつ‐せん【念仏銭】
絵銭(えぜに)の一。南無阿弥陀仏の六字の名号を鋳出したもの。
はし‐せん【橋銭】
橋を渡る通行料金。橋賃。
はした‐ぜに【端銭】
「はしたがね」に同じ。「それ買へとて、腰に付けたる—を投ぐれば」〈浮・一代男・五〉
は‐せん【端銭】
わずかな金。はしたがね。はぜに。
はたご‐せん【旅籠銭】
宿屋の宿泊料と食事代。はたごちん。