かろく【嘉禄】
鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1225年4月20日〜1227年12月10日。
かんが‐は【漢画派】
鎌倉末期以降に興った、宋元画の水墨技法を中心とした絵画様式の流れをくむ画家たちの系統。如拙(じょせつ)・周文・雪舟などから初期の狩野派までを含む。
かんきょのとも【閑居友】
鎌倉時代の説話集。2巻。承久4年(1222)成立。著者は慶政とされる。上巻21話・下巻11話を収め、出家・発心などの仏教的説話からなり、下巻は女性の話を主とする。
かんぎ【寛喜】
《「かんき」とも》鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1229年3月5日〜1232年4月2日。
かんげん【寛元】
鎌倉中期、後嵯峨天皇・後深草天皇の時の年号。1243年2月26日〜1247年2月28日。
かん‐さい【関西】
《「関東」に対して関所の西の国の意》 京都・大阪・神戸を中心とする一帯。京阪神地方。 奈良時代、鈴鹿・不破・愛発(あらち)の三関以西の地。のちに、逢坂(おうさか)の関より西の地域。鎌倉時代以...
かんじんほんぞんしょう【観心本尊抄】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文永10年(1273)成立。観心と本尊は妙法蓮華経として具現されているとし、口に南無妙法蓮華経と唱えることで仏果の成就を得ると説く。日蓮五大部の一。如来滅後五五百...
かんちゅうき【勘仲記】
鎌倉時代の公卿、権中納言勘解由小路兼仲(かでのこうじかねなか)の日記。文永11年〜正安2年(1274〜1300)に至る記録。兼仲卿記。兼仲御記。
かん‐と【官途】
《古くは「かんど」》 1 官吏の職務、または地位。官職。 2 鎌倉時代、受領(ずりょう)に対して、京官の称。
かん‐とう【関東】
《関所の東の意》 「関東地方」の略。 奈良時代以来、鈴鹿・不破・愛発(あらち)の三関以東の地。のちに、逢坂(おうさか)の関より東の地域。中世以降、箱根の関より東の8か国、関八州の称。これに...