あきづき‐の‐らん【秋月の乱】
明治9年(1876)10月、旧秋月藩士、宮崎車之助(みやざきしゃのすけ)らが起こした反乱。政府の対韓政策を批判して、熊本の神風連(じんぷうれん)の乱に呼応して挙兵したが、小倉鎮台兵に鎮圧された。
あつ【圧〔壓〕】
[音]アツ(慣) [訓]おさえる おす へす [学習漢字]5年 1 おさえつける。「圧縮・圧倒・圧迫・圧力/威圧・指圧・制圧・弾圧・鎮圧・抑圧」 2 おさえつける力。圧力。「気圧・血圧・高圧・重...
アプガン‐とりで【アプガン砦】
《Fort Apugan》マリアナ諸島、グアム島北西岸の町ハガニアにある要塞。スペイン統治時代の1800年頃、チャモロ人の反乱を鎮圧する拠点として建造。太平洋戦争中は日本軍の砲台として使われた。...
飴(あめ)と鞭(むち)
支配や指導の方法で、甘い扱いをして譲歩する一方で厳しく締めつけることのたとえ。社会保険制度で労働者を優遇するとともに社会主義者鎮圧法を制定して支配した、ドイツのビスマルクの政策を評した言葉。
あんし‐の‐らん【安史の乱】
755年、唐の中期、玄宗皇帝の晩年に、節度使の安禄山(あんろくざん)と史思明らが起こした反乱。763年、粛宗の代に鎮圧。以後、唐の中央集権体制は弱体化した。
いくの‐の‐へん【生野の変】
文久3年(1863)福岡藩士平野国臣らの尊王攘夷(そんのうじょうい)派が、大和の天誅(てんちゅう)組に呼応して公卿沢宣嘉(さわのぶよし)を擁し、但馬国生野で起こした武装蜂起。近辺の豪農や農民を動...
インド‐だいはんらん【インド大反乱】
1857年、インドで起きた英国東インド会社の傭兵(セポイsepoy)の反乱。農民も合流し、ムガル帝国の皇帝が指導者として擁立されたが、翌年にはほぼ鎮圧された。英政府はムガル帝国を廃絶させ、東イン...
インド‐ていこく【インド帝国】
19世紀から20世紀にかけて、現在のインド・パキスタン・バングラデシュ・ミャンマーを支配した帝国。イギリス王がインド皇帝を兼務する同君連合だったが、事実上の植民地。インド大反乱がほぼ鎮圧された1...
かばさん‐じけん【加波山事件】
自由民権運動の一つで、明治17年(1884)、県令三島通庸(みしまみちつね)らの暗殺を計画していた栃木・茨城・福島の自由党員急進派16名が、9月に茨城県加波山を拠点に蜂起(ほうき)したが、間もな...
きょう‐ゆう【郷勇】
中国清末に、正規軍の不足を補うために設けられた地方義勇軍。地方の治安維持や、太平天国の乱などの鎮圧に活躍。のちには地方軍閥の武力的基盤を形成するようになった。