いり‐あわせ【入り合(わ)せ】
合わせて平均化すること。埋め合わせ。いれあわせ。「午飯(ひる)を抜いたから、晩には—に且つ食い、大に飲むとするんだが」〈鏡花・眉かくしの霊〉
いり‐かわ・る【入り代(わ)る/入り替(わ)る】
[動ラ五(四)]「入れ代わる」に同じ。「あの年増めを見送って、—・ってくるは若いのか」〈鏡花・歌行灯〉
いる【率る/将る】
[動ワ上一] 1 人を連れて行く。ひきいる。「従者(ともびと)としてゐて往きき」〈記・上〉 2 物を身に携えて行く。「内侍所、神璽(しんじ)、宝剣ばかりをぞ、忍びてゐて渡させ給ふ」〈増鏡・むら時雨〉
い‐ろう【胃瘻】
瘻孔(ろうこう)の一。胃と体表などが穴(瘻孔)でつながっている状態。また、口などからの食物・水分の補給が困難な場合、胃壁と腹壁に穴をあけてチューブを取り付け、外から直接胃に栄養剤などを注入する治...
いろ‐み【色味】
(微妙な)色の濃淡やずれの具合。色合い。色加減。「鏡で頰紅の—を確かめる」「—を足す」 [補説]「み」は接尾語。「味」は当て字。
いろ‐めがね【色眼鏡】
1 着色したレンズをはめた眼鏡。サングラスなど。 2 偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方。「—で人を見る」
いん‐しょ【韻書】
中国で漢字を韻によって分類した字書。「切韻」「広韻」「集韻」など。また、「韻鏡」「切韻指掌」などの注釈書を含めてもいう。
インジゴ‐カルミン【indigo carmine】
青色の酸性染料。インジゴと濃硫酸を加熱して得られる。合成着色料の青色2号の名で知られるほか、酸化還元指示薬、腎機能検査や内視鏡検査の色素として用いられる。インジゴカーミン。インジゴカーマイン。イ...
いん‐ず【韻図】
漢字をその字音によって分類整理し図表化したもの。悉曇(しったん)学などの影響を受けて、唐末から作られるようになった。→韻鏡
インテグラルイメージング‐ほうしき【インテグラルイメージング方式】
《integral imaging》遠近感を伴った映像を表示する立体テレビやコンピューターのディスプレーなどの方式の一。多方向から撮影した映像やそれと同等の画像データをコンピューターグラフィック...